ＳＰコミックスコンパクト 鬼平犯科帳 〈９〉

さいとう・たかを/池波正太郎

リイド社（2007/08発売）

• サイズ コミック判／ページ数 301p
• 商品コード 9784845834099
• NDC分類 726.1
• Cコード C9979

出版社内容情報

居酒屋を営む盗人・九平は網切りの甚五郎が長谷川平蔵の命を狙っていることを偶然に知った。九平は・・・表題作「兇賊」他２編を収録。

大好評の文庫サイズ!!
兇賊どもに命を狙われた長谷川平蔵、絶体絶命の窮地に＜鬼＞の怒りが炸裂!!

秋の日は釣瓶落しと、いう……ここは江戸の郊外、武蔵の国 南葛飾郡・渋江村（現在の東京都葛飾区東四つ木）………
その田圃の中に荒れ屋敷があった……
敷地だけで千余坪はあろうというこの屋敷は十数年前、御普請奉行を務めた内田下総守の下屋敷であったが、跡継ぎがないため内田家が断絶となり………
以来、無住のまま荒れるにまかせ、近在の人々からは幽霊屋敷と恐れられ、近寄る者とてなかった………
が、折からの黄昏の中、その荒れ屋敷を、じっと睨んでいる眼があった。
火付盗賊改方長官、長谷川平蔵、“鬼平”である。………………………（仕置ノ壱　血闘より）

■収録作品
　仕置ノ壱　血闘
　仕置ノ弐　夜鷹殺し
　仕置ノ参　兇賊

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[タマキマタ]

おまさ、可愛くてたくましくていじらしいなぁ。九平もおじいちゃんだけどいじらしい…かな（笑）。2人とも鬼平にゾッコン。

2016/11/10

[62560]

鬼平って年齢一体いくつなんだろう、強すぎる。

2011/03/30

[愛理ちゃん88]

人の心の底には何がひそんでいるか知れたものではない、というものだ

2021/04/08