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内容説明
西欧では失われた原始の自然が息づく19世紀アメリカ。画家たちは壮大な風景に神の意志を見出し、超越的存在を描きこんだ。ハドソン川流域からグランド・キャニオン、果ては南米、極寒地まで。スペクタクル感溢れる作品群を揃えた日本初の本格画集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
あたびー
26
ニューヨーク、マンハッタン島の西側を流れるハドソン川。上流に遡れば豊かな自然が今も残るらしい。19世紀中葉、その景勝を始めとしてアメリカ大陸の雄大な景色)そこに先住民族の暮らしや聖書のシーン、想像上の歴史場面などを描いたのがハドソン・リヴァー派と予備れる人々。流石に新世界の風景画はスケールが日本とは違うと感慨深かった。なんというか、視野が私達より広い感じを受ける。そして人間はちっこく描かれている。光も印象的である。2021/02/03
Yoko Kakutani 角谷洋子/K
2
観る者を幽玄の彼方へと誘ってくれるハドソン・リヴァー派の画集。解説ではカスパー・ダーヴィト・フリードリヒやジョン・マーティンの影響も指摘されていて分かりやすく、ハドソン・リヴァー派の画業を楽しむのにはちょうど良い1冊。2019/09/30