出版社内容情報
教室の机が休んだ子を思い、靴箱が季節を感じ、給食はメニューを当ててと声を上げ、ランドセルは一日あったことを問いかける…。学校にあるものたちが、感じていること、伝えたいことを詩でアピール。子どもたちに、まわりのあらゆるものには命があると気づかせてくれ、それらが発信するメッセージを、多彩なタッチで描いた絵で豊かに伝える。学校に見守られている気持ちになれる詩の絵本。巻末には作者による作品解説を掲載。
内容説明
くつばこは季節を感じ、机はお休みの子を思い、給食はこんだてでなぞをかけ、ランドセルはきょうをたずねる…。学校と、学校にあるものたちが、きもちを自由にうたう!学校のいろんなものたちが、きもちをうたう詩の絵本!
著者等紹介
杉本深由起[スギモトミユキ]
大阪府生まれ。『トマトのきぶん』(銀の鈴社)で第24回日本児童文芸家協会新人賞、『漢字のかんじ』(銀の鈴社)で第14回三越左千夫少年詩賞、『ひかりあつめて:ことばの力でいじめを超える!』(小学館)で第40回日本児童文芸家協会賞と、詩集で数多くの賞を受賞。日本児童文芸家協会、日本児童文学者協会、日本童謡協会に所属
松田奈那子[マツダナナコ]
1985年、北海道生まれ。画家、絵本作家。第1回白泉社MOE絵本グランプリを受賞。その作品をもとにした、『ちょうちょ』(文・江國香織/白泉社)で絵本デビュー(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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