内容説明
自閉症、白血病、クラスター疾患、先天異常、乳癌、肺癌、喘息が急増している原因について健康被害者への取材でつかんだ衝撃の事実。
目次
第１章 誰も逃げられない―地球規模の環境汚染
第２章 死を招く水―クラスター疾患、白血病、先天異常
第３章 食品汚染―甲状腺疾患、癌、農薬の犠牲者たち
第４章 大気汚染物質の循環―水銀汚染と喘息
第５章 自閉症の急増―世界中で奪われる命
第６章 乳癌産業―マンモグラフィ、電離放射線、そして利害対立
第７章 肺癌の世界的流行―途上国の子どもたち、非喫煙者の汚染、女性に特有のリスク
第８章 子どもたちを救うために―宗教の危機と転機
著者等紹介
シュワルツ＝ノーベル，ロレッタ［シュワルツノーベル，ロレッタ］［Ｓｃｈｗａｒｔｚ‐Ｎｏｂｅｌ，Ｌｏｒｅｔｔａ］
恵まれない人々に視点をすえた社会問題を中心に積極的に取材活動しているジャーナリスト。その報道姿勢は高く評価され、ウィメン・イン・コミュニケーションズ賞、プロフェッショナル・ジャーナリスト協会賞、コロンビア大学ジャーナリズム大学院賞、ロバート・Ｆ・ケネディ記念賞などを受賞
東出顕子［ヒガシデアキコ］
翻訳家。津田塾大学学芸学部国際関係学科卒業。翻訳サービス会社で、主にＩＴ分野のマニュアル、販促物、書籍などの翻訳業務に携わった後、フリーランスの翻訳者になる（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
黒頭巾ちゃん
28
アメリカの話が中心ですが、アメリカよりも有害物質の判断基準が５-１０倍ゆるい日本では、もっとすごいことになっていると思います（＞＜）病気を「○○産業」と定義しています。その内容たるや．．．。そういえば最近、小さいころと比べて「アトピー」や「乳がん」などの発症が目立ちませんか？それは本書を読めば、納得できてしまいます！！「病気ビジネス」と言っても過言ではありません！本物の安心安全なものを使用したくなりますよ。安物には手が出せなくなります。病気の費用と時間を考えると．．．。2013/09/10
wanichan
11
この話はアメリカだけではなく、先進国に共通の課題だと思う。もはや、私たちは有害物質から逃げられない生活を送っていることを自覚して、できる範囲で避けたり、正しい知識（この知識を得る方法が難しいのだが）を得て、生活するしかないのかなと思う。医療もやはりビジネスなんだなと痛感。まずは、マンモグラフィーをしようとしている友達に、それによって乳がんの発生率が高まることを伝えようと思う。2013/09/25
むっちょむ
8
この本の内容が本当だったら恐ろしすぎます。。 自閉症が、子どもの予防接種（特にはしかの予防接種）に入ってる防腐剤でなるのでは、と言う話を私もチラッと聞いたことはありましたが、そういう説があるってくらいの認識でした。 毎年せっせと、痛ったい痛ったいマーモフラフィーも受けてるし、子どもにはなるべく魚を食べさせなきゃと思っているし、、、。 でもそれも、ダメだったの？？ 「地球を汚染すればその住民も汚染される」「こと命や健康に関しては疑わしきは罰す（疑いのある物質は使わない）」 本当にその通りだと思う。2014/09/05
元気伊勢子
6
2023年現在、環境汚染はかなり深刻になっている。未来の子供達の為に今後、何ができるのか考えて生きていけたらと思う。2023/11/20
takao
2
ふむ2023/12/25
