内容説明
西洋では、神と人の関係の合わせ鏡として猿が捉えられ、猿は〈悪魔〉〈堕落した人間〉のイコンとなっていた。なまめかしく「ポーズ」をとり、「人間の顔をもつ獣」として図像化された猿たちは、人びとに悪夢を送りつづける。
目次
ある悪夢の源泉―西洋における猿の図像成立史
ビュフォンの猿
シュレーバーの猿
西洋では、神と人の関係の合わせ鏡として猿が捉えられ、猿は〈悪魔〉〈堕落した人間〉のイコンとなっていた。なまめかしく「ポーズ」をとり、「人間の顔をもつ獣」として図像化された猿たちは、人びとに悪夢を送りつづける。
ある悪夢の源泉―西洋における猿の図像成立史
ビュフォンの猿
シュレーバーの猿