内容説明
北園克衛は『黒い火』をはじめ『真昼のレモン』『煙の直線』など23冊に及ぶ詩集で、数々の抽象とノン・フィギュラティフのパタンを作り上げることに成功した詩人である。その構想を定着させるために、彼は言語に形状と色彩と量感を与える実験をくり返した。詩論集『天の手袋』『ハイブラウの噴水』『黄いろい楕円』それに『vou』誌などから代表的エッセイを集録し、さらに唯一の鼎談記を加えた本格的な散文集である。
目次
天の手袋
ハイブラウの噴水
黄いろい楕円
私はこうして詩をつくる
白のなかの白のなかの黒
VOU
現代詩の技術と本質
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