2角形の詩論―北園克衛エッセイズ

2角形の詩論―北園克衛エッセイズ

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  • サイズ A5判/ページ数 213p/高さ 22X16cm
  • 商品コード 9784845702824
  • NDC分類 901.1

内容説明

北園克衛は『黒い火』をはじめ『真昼のレモン』『煙の直線』など23冊に及ぶ詩集で、数々の抽象とノン・フィギュラティフのパタンを作り上げることに成功した詩人である。その構想を定着させるために、彼は言語に形状と色彩と量感を与える実験をくり返した。詩論集『天の手袋』『ハイブラウの噴水』『黄いろい楕円』それに『vou』誌などから代表的エッセイを集録し、さらに唯一の鼎談記を加えた本格的な散文集である。

目次

天の手袋
ハイブラウの噴水
黄いろい楕円
私はこうして詩をつくる
白のなかの白のなかの黒
VOU
現代詩の技術と本質

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

兎乃

26
白水社“新しい世界の短編”シリーズ、装幀は北園克衛。復刊は嬉しいが どうして改装するのかなぁ。デュラスがぁ〜、勿体無い…と思ったのはいつ頃だったか。装幀家の北園克衛が好き。では 詩人の北園克衛はどうか。もちろん好き。言葉の造形、改行という飛躍あるいは差異、邂逅そして遊戯。この世に偶然が無いのだとしたら、それは北園克衛が仕掛けた必然、鞄に忍ばせた月夜。誕生日の朝、本が 言葉が 詩が 色が 形が産まれ溢れ 遊ぶ。この本と過ごす。2015/07/02

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