目次
1 契約文書研究の動向(明清契約文書;明清契約文書研究の動向―一九九〇年代以降を中心に)
2 契約・紛争・裁判(明清時代における「找価回贖」問題;土地市場と「找価回贖」問題―宋代から清代の長期的動向;妻を売ってはいけないか?―明清時代の売妻・典妻慣行;清代中期の飢饉救済と贖地問題;礼教・契約・生存―明清民事裁判におけえる衡平原則)
3 史料に触れる・本を読む(貴州の山林契約文書と徽州の山林契約文書;書評 ソマー著『清朝中国における一妻多夫と売妻―生存戦略と司法的干渉』;書評 ランズマイヤー著『売られた人々―華北における人身売買業者と家庭生活』;東京大学東洋文化研究所契約文書研究会の三〇年)
著者等紹介
岸本美緒[キシモトミオ]
1952年、東京都生まれ。お茶の水女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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