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内容説明
放浪の虚無思想家辻潤と伊藤野枝の子に生れ、父の思想に深い理解を持ちながら異った生き方を選び「虫類図譜」等の珠玉の諷刺画文を遺して逝った、まことの軽やかで自由な一生。
目次
1 解読の方法(辻潤の「発端ばかりの生」;辻まことの「生に対する動物的予知能力」;辻まことの「わが濫読史」)
2 辻まことの世界(辻まこと夫妻「遺稿」;辻まこと自らによる「略歴」;辻まことの「手作りの人生」;「言葉が見える」ということ;絶筆・すぎゆくアダモ)
3 半眼微笑―吉田一穂と「辻まこと」と脩三(「東洋における自然」;芸術は“比率”にある)