出版社内容情報
金属バットの利点を最大限に有効活用しようとした蔦文也監督の狙い通り、強打のチームとして力を伸ばしていた池田高校。1982年夏、その猛打は誰にも止められないものとなった。6試合で85安打を放って優勝。一番から九番まで切れ目なく打ち続ける戦いぶりから「やまびこ打線」と恐れられた。高校野球界にパワーヒッティング時代の到来を告げた、あの夏を再現する。
内容説明
金属バットの利点を最大限に有効活用しようとした蔦文也監督の狙い通り、強打のチームとして力を伸ばしていた池田高校。1982年夏、その猛打は誰にも止められないものとなった。6試合で85安打を放って優勝。一番から九番まで切れ目なく打ち続ける戦いぶりから「やまびこ打線」と恐れられた。高校野球界にパワーヒッティング時代の到来を告げた、あの夏を再現する。
目次
第1章 全国制覇、その瞬間
第2章 70年代の池高野球
第3章 辿り着いた甲子園
第4章 82年、甲子園のキセキ
第5章 色褪せない蔦野球
第6章 蔦文也と池田の町、その後
著者等紹介
佐々木亨[ササキトオル]
1974年岩手県生まれ。スポーツライター。雑誌編集者を経て独立。主に野球をフィールドに活動するなかで、メジャーで活躍する大谷翔平選手の取材を花巻東高校時代の15歳から続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ライアン
7
懐かしい。こんな山あいのまちでこんなチームが出るなんて。打力ばかりが目立つけど甲子園に出るときは好投手がいるんだよね。しかし本当に蔦監督は酒ばかり飲んでたんだな(笑)2022/08/20
lonely_jean
0
素人目にもシンプルな野球だ。それでこんなに強かった、それがいちばんじゃないか、と胸のすく思い。やたらと交代させるのが好きな監督もいて、勝つための戦術なのだろうと思うが、池田を見よと言いたくなる。交代させようにもメンバーがいない。口を切ってものを食べられない部員も出ている。それでも強い。天晴。2022/12/25
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