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目次
アンドリュー・ワイエスの「ヘルガ組曲」(ジョン・ウィルマーディング)
図版及びコメント(アンドリュー・ワイエス)
作品目録
展覧会年表
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆか
21
シリーズの主題は全てヘルガ テストーフ。ペンシルベニア州にあるワイエス家の隣人。制作期間は1971年から1985年の15年間。ヘルガが38歳から53歳まで。習作も数多く見応えがある。彼の目にはルノワールやベラスケスはヨーロッパ的にうつり、ルネサンス期の巨匠達から学び取った。とある。ヘルガの題材は素朴で土臭いので、彼が目指していたデューラーやボッティチェリと相反している気がします。解説にはヘルガからフローラやヴィーナスを思い起こさせるとあったが、私はしっかり地面を踏みしめている力強さを感じました。2019/06/07
(haro-n)
19
テンペラ画法を駆使して写実的に描く。得てしてリアルな絵は技術的な上手さが目立ち無味乾燥に陥りがちだが、彼の絵にはうぶ毛や皺の一本一本まで描かれておりそこに彼の「愛情」を感じるのかも知れない。彼はモデルを決めると、基本何十年も、可能ならモデルが死ぬまで描き続けるため、自然とモデルの家族や周囲の風景も描かれていく。観る側はただの肖像画ではなく、その人の半生を画家の眼を通して垣間見る。生きて死ぬという当然の人間の営みをずっしりと重みのあるものとして感じる。そして、消えゆくものへの画家のどうしようもない愛惜も…。2017/06/08
ヨンデル
3
昔読んだ本です、整理のため登録しています。2024/06/14
彬
3
ワイエスの作品の中でもヘルガシリーズのみを扱ったもの。作品だけでなく習作も含まれていて、どのような経過を経たのかを垣間見れる2010/02/15
YUCCO
2
ご冥福をお祈りします クリスティーナの世界 一番好き2012/06/23