目次
序章 誤解だらけのライティング―日本人がロジカル表現を苦手とする本当の理由
1章 読み手の関心・疑問に向かって書く―OPQ分析で読み手の疑問を明らかにする
2章 考えを形にする―メッセージを絞り、グループ化する「ピラミッドの基本」
3章 ピラミッドを作る―ロジックを展開する、チェックする
4章 文書で表現する―導入から結びまで、気をつけるべきポイント
終章 メール劇的向上術―毎日のメールでピラミッドが身につく一石二鳥作戦
著者等紹介
山崎康司[ヤマサキコウジ]
隗コンサルティングオフィス株式会社代表。豊富な経営コンサルティング経験を元に、さまざまな大企業にて、『考える技術・書く技術』関連(ビジネス思考、ライティング、スライド作成、事業計画書作成)の教育・研修を実施している。1980年ペンシルベニア大学ウォートン・スクール卒業(MBA)、1976年東京大学建築学科卒業。福岡県出身(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
vinlandmbit
37
技術士試験筆記試験での論文力向上向けに読了。バーバラミントの名著をベースに、日本語特有の難しさも踏まえて如何に書くかを解説してくれています。改めての気づきが多く論文作成に即座に反映せねばです。 日本語の接続詞は奥が深いです。。2022/05/20
TomohikoYoshida
23
PowerPointを使ったアウトプットに馴染めないのは、「伝えたいことをうまく組み立てられないからだ」と考え、何年も前に買ったまま放置していたこの本を取り出す。この本は、薄くて、文字も少なめなのが良いところ。 読んでみて、文章の組み立て方はもちろんのこと、さらに「接続詞の使い方」、「帰納法と演繹法の使い分け」なども学ぶことができた。この本で得た知識を今後の仕事に活用していきたいと思い、一読したあと、重要なところに付箋を貼っておいた。今後は、この付箋のところだけ読めば、さらに短時間で復習できる。2019/11/01
ヨクト
20
「考える技術・書く技術」の入門書。わかりやすい。ビジネスマンにとってメールは大事な大事な業務である。読みやすさは文面に如実にあらわれる。要注意だ。ピラミッド原則はおおまかに実践済みだが、「しりてが」接続詞の禁止については意識していきたい。最後に★サンセットを添えて。2015/01/28
ninn.atsu
17
部下の論文や報告書をレビューしたりコメント入れたりする場面が多くなったので、部下に何かオススメの本はないかなと思い、書店で探して購入した1冊。分量も多くなく文章も平易なので、入門としてはお勧めできそうだと思った。部下に進めてみようと思う。書く技術よりも考える技術をメインにしているのが良い。考えを明快にできれば文章作成プロセスは8割完了、ライティングの向上は「考えるプロセス」をどれだけこなしたかによるっていうのが重要ですね。いきなり文章を書き始めてもダメだっていうことがわかっていない人に読ませよう2019/07/20
♡kana*
17
ふぅ。ピラミッド。2016/03/28