出版社内容情報
時代劇の「聖域」を徹底取材
ビジュアル満載の撮影所ガイドブック!
【目次】
内容説明
時代劇の「聖域」を徹底取材。ビジュアル満載の撮影所ガイドブック!松竹撮影所、東映京都撮影所の奥の奥まで初潜入。22名の関係者インタビューを収録し、創造の現場が一望のもとに。さらには100年の歴史をひもとく、資料性抜群・永久保存版の1冊が誕生!
目次
松竹撮影所
大映通り商店街
東映京都撮影所
東映太秦映画村
日本のハリウッド・京都
著者等紹介
高鳥都[タカトリミヤコ]
1980年生まれ。2010年よりライターとしての活動をスタートし、雑誌を中心にルポやインタビューを発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
81
面白かった。京都にある松竹撮影所、東映京都撮影所、東映太秦映画村。それぞれの現場で働くスタッフが仕事について語る。監督、照明、録音、効果音、美術他。昭和時代は週に最低でも1本くらい時代劇を放映していたと記憶している。「必殺シリーズ」「鬼平犯科帳」「水戸黄門」ほかたくさん。今年に入って終わったNHKBSの「雲霧仁左衛門」は好きな番組だった。ちなみにこの撮影は松竹撮影所が使われた。 深作欣二監督の「蒲田行進曲」は東映京都撮影所。階段落ちのシーンが撮られたスタジオは火事で焼けてもうないと書かれていた。2025/10/01
keroppi
58
「侍タイムスリッパー」のヒットにより注目を集める京都の撮影所。昔はかなりの数の撮影所があったらしいが、今は東映京都撮影所と松竹撮影所のみ。時代劇が下火になって縮小されてきた。それでもここには熱い思いを持った職人たちがいて、インタビューでその思いを語っている。掲載されている写真も、これまでの歴史の積み重ねを映し出している。この財産を次の時代に繋げ、さらに魅力的な映画が作られていくことを願いたい。太秦映画村は、何度か訪れたことがあるが、今はリニューアルしたり夜のイベントをやったりと活性化しているようだ。2025/09/12
☆ひとこぶラクダちゃん☆
5
松竹撮影所、東映京都撮影所、東映太秦映画村の魅力あふれる写真が沢山載っており、時代劇ファンにはたまらない一冊になっています。監督や照明、殺陣、衣装など裏方さんの熱いインタビューもあり読み応えがあります。しかし皆さん口を揃えて時代劇の人気が下がっていると悲しんでいます。私のオススメは『暴れん坊将軍Ⅱ』上様はもちろん、大岡越前守、御庭番が素敵ですし、着物や日本髪も注目ポイントです。そしてスマホの着信音を暴れん坊将軍オープニング曲にすれば完璧です!と、つい熱く語る…。2025/09/04