出版社内容情報
円?時代、ATG作品から『帝都物語』、CM、オペラまで。
謎多き鬼才の姿を、現場スタッフ、キャストへのインタビューで解き明かす!
内容説明
謎多き鬼才の真実を、スタッフ、キャストへのインタビューで解き明かす!円谷時代、ATG作品から『帝都物語』、CM、オペラまで。未発表写真など、新資料も多数掲載!
目次
1 60年代~(寺田農;毒蝮三太夫;桜井浩子;内野惣次郎;ひし美ゆり子;愛まち子;栗塚旭;野口多喜子;稲垣涌三;宍倉徳子)
2 70年代~(中堀正夫;都築一興+皆元洋之助)
3 80年代~(嶋田久作;佐野史郎;油谷岩夫;赤澤環)
4 90年代~(〓橋巖;勝賀瀬重憲)
5 00年代~(小林雄次+八木毅)
著者等紹介
八木毅[ヤギタケシ]
早稲田大学シネマ研究会で映画を研究し、卒業後に円谷プロダクションに入社。高野宏一特技監督、満田〓監督に師事し、監督、特技監督、プロデューサーとなる。2007年に独立して現在はフリー。近年では北米のnaroプロジェクトで脚本・監督として新作『AKARI』(2023年のファンタジア国際映画祭招待作品)を製作し、またnaro特撮講座など海外でも複数のプロジェクトが進行中である(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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keroppi
67
実相寺昭雄と共に仕事をした役者やスタッフたちが語る実相寺昭雄の実像。インタビュアーである八木毅自身も「ウルトラマンダイナ」等で仕事をしている。年代順にインタビューが進められており、ウルトラシリーズだけでなく、映画についてもかなり触れている。人によって、その印象が違うらしいが、独特の美学と映像や音楽へのこだわりは、誰もが語っている。それでいて演技指導はあまり無いとか、二日酔いで現場に現れたとか、関わった人しか知らないような話もある。「ダイナ」も「マックス」も、晩年の作品はあまり見ておらず、見たくなってくる。2023/10/11
キュー
0
実相寺昭雄に仕事で関わった人達のインタビュー集。役者を「もの」として見ていた、そういう考えで映画を撮っていたという話はとても興味深くてそういう視点でまた監督作品を見返してみたくなった。個人的には円谷プロ関係以外の映像作品はそこまで面白さや魅力が分からないけど面白く見られるだろうか。あと実相寺昭雄版ジャイアントロボの頓挫の理由が残念すぎた。見たかったな実相寺昭雄版ジャイアントロボ。2023/10/28
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- 和書
- 三位一体改革ここが問題だ