出版社内容情報
物語の忠臣蔵とは全く異なる史実を探り出す表題作はじめ「雪の刺客」「上意討ち」など、剣をめぐる様々な人物を描いた八篇を収録
内容説明
吉良上野介は赤穂浪士と激しく切り結んでいた。浅野内匠頭は家臣から疎まれていた。浪士の中には刀を抜かなかった者もいた―。映画や芝居の「忠臣蔵」とはかけ離れた意外な史実を探索して、ひとあじ違った忠臣蔵を描き出し、討ち入り事件の意味を再考する表題作を含め、「お手前が不憫じゃ」「雪の刺客」など全八篇を収録。
感想・レビュー
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- 和書
- 富小路禎子