文春文庫<br> 一刀斎忠臣蔵異聞

文春文庫
一刀斎忠臣蔵異聞

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  • サイズ 文庫判/ページ数 280p/高さ 16cm
  • 商品コード 9784167335090
  • NDC分類 913.6
  • Cコード C0193

出版社内容情報

物語の忠臣蔵とは全く異なる史実を探り出す表題作はじめ「雪の刺客」「上意討ち」など、剣をめぐる様々な人物を描いた八篇を収録

内容説明

吉良上野介は赤穂浪士と激しく切り結んでいた。浅野内匠頭は家臣から疎まれていた。浪士の中には刀を抜かなかった者もいた―。映画や芝居の「忠臣蔵」とはかけ離れた意外な史実を探索して、ひとあじ違った忠臣蔵を描き出し、討ち入り事件の意味を再考する表題作を含め、「お手前が不憫じゃ」「雪の刺客」など全八篇を収録。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ひかつば@呑ん読会堪能中

3
昭和の剣豪小説の第一人者による連作。表題の忠臣蔵異聞は、実は浅野が悪いという「史実に則した忠臣蔵」の中でも出色物。続く討ち入り後の四十七士の一人に絞った話も中々面白い。他6話は時代、人物ともまったく脈絡なく過去に発表された作品を抜粋したらしいが、作者得意の柳生物はさすが読み応えあり。久しぶりに古い文体に触れたので読むのに随分と時間がかかった(w)2013/01/12

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