- ホーム
- > 和書
- > エンターテイメント
- > TV映画タレント・ミュージシャン
- > ミュージシャンの本
出版社内容情報
不世出のロックスター、デヴィッド・ボウイは、様々なキャラクターを演じ、常に人々を魅了してきた美しきアクターでもあった。本書は映画や映像作品、そして自ら演出した音楽作品の中でボウイが演じたそのキャラクターを各時代毎に徹底検証。?盤の中に録?された?だけでは?えてこない、デヴィッド・ボウイというパフォーマーの表現?法を探る。"俳優"としてのボウイの美意識とは?
内容説明
様々なキャラクターを演じ、常に人々を魅了してきた美しきアクター、デヴィッド・ボウイ。彼が出演した映画や映像作品、そして自ら演出した音楽作品。その中に見る“俳優”としてのボウイの美意識とは。デヴィッド・ボウイの出演映画・映像作品紹介/時代毎に振り返る、キャラクター分析とその背景/美術・アート・ファッション関連人物/特別インタビュー:ヴィヴィアン佐藤。
目次
第1章 演劇に目覚め、パントマイムを駆使
第2章 「トランスジェンダー」の先駆者
第3章 異星から来た予言者:ジギー・スターダスト
第4章 舞台表現への開眼―ハロウィーン・ジャック
第5章 ハリウッドへの決別:シン・ホワイト・デューク
第6章 ベルリンから世界へ、そして新時代へ
第7章 スターのふるまい
第8章 映画産業への参入
第9章 カメオのカリスマ
第10章 最期の演出
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
井月 奎(いづき けい)
43
ボウイのキャリアを時間軸で追い、音楽活動とそこに同時に進行する役者としてのボウイを書いています。読み物としては面白いのですが、私としてはもっと「役者」デヴィッド・ボウイとしての考察をしてもらいたかったです。私は「役者」のボウイを「絶妙のずれを用いているアクター」だと思っています。そのずれが補正されたとき(もしかしたら一周回ってしまったのかもしれません)の作品は実にたまらんものがあります。『地球に落ちてきた男』『戦場のメリークリスマス』『バスキア』『ラビリンス』などが私は好きですねえ。2022/03/08
みこ氏
23
図書館で借りる。デヴィッド・ボウイが大好きなのは、「戦場のメリークリスマス」が大好きだからです。この本にも戦メリの時のデヴィッドの話がたくさん載っていて嬉しかった。2022/04/14
nobu23
8
ボウイを演者としてキャラクターや出演作品などの観点で解説している本。映画などの作品はもちろんの事、音楽的な内容も結構書かれていて読み応えがある。2022/02/26