内容説明
戦国武将の“華”である甲冑はもちろん、フォーマル、カジュアル、ストリート・ウエアまで一挙に取りそろえ!武士や農民、女性など、戦国時代の様々な人たちの装いを、イラストとともにわかりやすく解説。戦国時代のスタイリングを、完全網羅した1冊です。
目次
甲冑
平服・礼服
南蛮風俗
女性のモード
庶民
下着・髪形・小物
特別インタビュー:和田竜
著者等紹介
山田順子[ヤマダジュンコ]
時代考証家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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鈴
34
Kindle版をスマホで読書だったので、小さくて読みにくかったが、とても興味深くて(目を細めながら←老眼じゃなくて近眼ね!)夢中で読んだ。具足の着用法がイラストで順番に描かれていたり、有名武将だけでなく庶民や子供など、あらゆるファッションが載っていて楽しめた。戦場へ行く格好が派手なのは、強く見せるためもあるだろうが、もしかしたら死装束になるかもしれないからとの解説に、常に死を意識しなければならなかった戦国時代の人達が可哀想になってしまった。2017/02/14
ちはや
9
鎧を身につける時はやはり一人では厳しいよね。誰かに手伝ってもらわないと大変そう。褌って後ろから前に持ってきて垂らすんだと思ってたけどお尻部分で捩じるってことは途中から布を開いてジャストフィットさせるの?まぁ、後ろから前にだけでは心もとないだろうしね←(笑)2017/01/12
金目
7
戦国時代の衣類の参考に一読。イラスト付きで分かりやすい。この本でようやく鎧の袖とか草摺とか兜のしころってのが理解できた。10年前ということで、和田竜のインタビューがこれから映画化ってタイミングなのね2020/01/03
sibasiba
6
戦国衣類についてのイラストによる解説本。鎧姿よりは平服、侍よりは庶民の服が面白い。当世具足の着用法をイラストで着る順番が詳しく描かれていて為になった。しかし出雲阿国の影響力がスゴイ。2020/01/18
nemunomori
6
絵がやたらにカッコイイのが最高です。監修者の山田順子さんはドラマなどの歴史考証をされる専門家で、袴の履き方図解などもあり解説が大変分かり易いです。戦国時代の庶民の服装、髪型や小物についてまで細かく解説されていて読み応えがありました。2018/08/29