出版社内容情報
公共政策学の重要な柱である「政策人材の育成」について、実務と学問を架橋する1冊。適切な人材育成のために、学習者と教育者の双方にとって有益な論点をまとめ、「何を」「どこで」「どうやって」教えるかについて、3つの部構成でアプローチする。政策系学部・大学院における政策教育、ならびに公務員研修や政治塾といった実務家向け教育・研修内容を取り扱い、なかでもポリシーマインドをもった人材の育成の重要性を確認する。
目次
序章 公共政策学がつなぐ政策教育と実務教育
第1部 政策人材の育成の意義(政策人材とポリシーマインド;専門知識と政策実務を架橋する人材育成の必要性)
第2部 政策人材の育成現場(日本の公共政策系大学院における政策人材の育成;日本の公共政策系学部における政策人材の育成;実務における政策人材の育成)
第3部 政策人材の育成における多様な実践的手法(政策コンペとPBL;PBLとケースメソッド;政策ディベートの有効性;公共政策学教育とゲーミング・シミュレーション)
終章 政策人材の育成と公共政策学教育の発展に向けて
著者等紹介
足立幸男[アダチユキオ]
1947年愛知県生まれ。現在、京都大学名誉教授、京都府立大学客員教授
窪田好男[クボタヨシオ]
1971年京都府生まれ。現在、京都府立大学公共政策学部教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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