エンジニアが教えるミックス・テクニック９９

葛巻 善郎【著】

リットーミュージック（2009/05発売）

• サイズ A5判／ページ数 221p／高さ 22cm
• 商品コード 9784845616848
• NDC分類 547.33
• Cコード C3073

内容説明

『マスタリングの全知識』でその手の内を惜しげもなく披露した葛巻善郎が、今回はミキシングのノウハウを情報開示！レコーディング／マスタリング・エンジニアの経験を生かした実践的な技の数々が、作品のブラッシュ・アップを助けてくれるでしょう。

目次

１　ソース別処理法（女性ボーカル；男性ボーカル　ほか）
２　エフェクト別処理例（ミキサーの基礎知識；センド系とインサート系　ほか）
３　トリートメントのノウハウ（不要な部分の処理；ソース別クロスフェード術　ほか）
４　２ミックスの作成（ミックスの考え方；全体を見ながら作業しよう　ほか）
ＡＰＰＥＮＤＩＸ（対談・葛巻善郎×博士と蟋蟀；音源収録アーティスト紹介）

著者等紹介

葛巻善郎［クズマキヨシロウ］
１９６９年東京都武蔵野市生まれ。尚美学園短期大学および東京コンセルヴァトアール尚美にて作曲を学ぶ。卒業後スタジオ・ラウム３３８のレコーディング・エンジニアを経て９９年に独立、（有）シーエムパンチを設立。２００２年再独立、Ｓｔｕｄｉｏ　ＣＭｐｕｎｃｈを拠点にフリーのレコーディング＆マスタリング・エンジニアとして現在に至る。レコーディングにおいてはアンビエンス・マイクをこよなく愛し、ロックからクラシックまで対応。マスタリングでは美しく音楽的なサウンドが特徴。Ａｉｒ　Ｍａｉｌ　Ｒｅｃｏｒｄｉｎｇｓ、Ｓｔｒａｎｇｅ　Ｄａｙｓ　Ｒｅｃｏｒｄｓ、Ｖｉｖｉｄ　Ｓｏｕｎｄ、オーマガトキなどのレーベルの洋楽再発盤のリマスタリングも数多く手がける（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[長岡紅蓮]

葛巻さんのコンプレッサー、EQ、リバーブに関しての手法は是非是非試してみる価値ありです。

[Koss]

ミックスの事がよく分からない人には良い目安になります。 歌とオケのミックスだけやるならあんまり役には立たないと思いますが。 とっかかりには丁度良いです。

[tanigon]

最近この手の本がやたら多い？事例が少ない。筆者に経験則についても記述は薄い。とりあえずの入門書にはなるけどリファレンスとか逆引きにはあまり使えないだろう。

2009/07/13

[doji]

数年ぶりに再読。それなりに作品を作ってきたなかで読むと一文ずつの納得感がかなり違った。この本は著者の柔軟さがなによりの魅力だと思う。もっと科学的な理論書もあれば読みたいのだけど。

2017/11/02