内容説明
本書は戦後七十年、沿岸漁業がかつてないほど衰退し、たしかな展望が開かれない現在、敗戦後の民主運動の先頭に立って千葉県勝浦地区を中心に全国で活躍した一本釣り漁師たち(現、千葉県沿岸小型漁船漁業協同組合の前身)、とりわけ一介のにわか漁師だった故・木村金太郎の活動を通して、彼らの歩みを追い、沿岸漁業の励ましになればと願い、世に問うものである。
目次
序章 木村金太郎とは
第1章 漁師集団「松友会」
第2章 漁民組合づくり
第3章 漁師が書いた釣り教本
第4章 一本釣り指導の全国行脚
第5章 魚のエッセイ
第6章 再び松部に腰をすえて
終章 木村金太郎の遺産を引き継ぐ
著者等紹介
平本紀久雄[ヒラモトキクオ]
1940年1月東京生まれ。戦災で埼玉県吉川市へ移り住む。北海道大学水産学部卒、水産学博士。1962~2000年主に千葉県水産試験場に勤務し、イワシなど沿岸資源調査に従事。退職後、「千葉の海と漁業を考える会」を立ちあげ、漁業支援・海岸侵食対策などに関わるほか、漁業民俗や食文化調査を続けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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