目次
朝鮮の千葉村物語(朝鮮千葉村建設;千葉村はどこへ)
韓国の千葉村を行く
移住漁村と移民たち
九十九里浜いまは
著者等紹介
石垣幸子[イシガキサチコ]
東京都荒川区南千住に生まれ、疎開先の静岡県森町で終戦を迎え、小、中、高校期を江東区豊洲で過ごす。結婚と同時に千葉県流山市に移住。その後、夫の転勤に伴い、引っ越しを繰り返し、昭和64年、流山にふたたび移住。流山市立博物館友の会入会と同時に作家山本鉱太郎氏の文章講座に学び、多くのエッセイ、論文を発表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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kenitirokikuti
8
図書館にて。明治18年、内務省勧農局に水産課が設置。同課は各県に漁民の調査を命じる。明治19年。千葉県は第一回水産会を開いた。また農商務省は漁業組合準則を公布。九十九里浜では地曳網主だけの漁業組合だったものが、沿岸漁業者や仲介業者も参加した。明治34年漁業法。しかし、イワシの不漁が起こり、日露戦争中に朝鮮への漁業移民が討議される。馬山浦の元ロシア軍居留地に移民が行われる。伊藤博文暗殺と同時期に現場監督が殺害される。いろいろだなぁ…2023/01/11
okatake
0
日露戦争前後、イワシの漁獲量低下にあえいでいた千葉県九十九里浜沿岸の漁師たちが、国策にて朝鮮半島の釜山近くの馬山近郊に移住して、自分たちの生活を再建します。 その華やかな時間はとてもわずか。じり貧になった当地への国と県の施策は全くもって無責任です。 これが、日本の移民政策だったのかもしれません。2023/12/03
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