出版社内容情報
3,000人の最期に寄り添った緩和ケア医が綴る、生と死を通して見えてきた「後悔しない人生」のあり方。
人は、いつか必ずこの世を去ります。だからこそ、いまこの瞬間をどう生きるかが問われるのです。日々の小さな選択が、人生の輪郭を静かに形づくっていく─。そんな気づきを優しく届けてくれる一冊です。
【目次】
内容説明
―30年間、3000人の命を見届けた医師が明かす、“最期の瞬間”に笑顔でいられる人が、やっていたこと。
目次
プロローグ―今日の一歩を自分らしく
1 後悔のない生き方とは何か―緩和ケアの現場で聞いた「患者が最期に望んだこと」
2 人生の終わりを意識すると、生き方が変わる―「限りある時間」が教えてくれる生きることの本当の価値とは?
3 苦しみや悲しみと上手につきあう方法―つらい状況でも「納得」を生み出す心の持ち方と言葉の力
4 どんな時でもあなたらしく生きるためにできること―周囲や常識に流されず、自分の軸を大切にするヒント
5 「迷い」「後悔」をなくすためにできること―知る勇気を持つことで病気との付き合い方は変わる
6 今日を大切にする習慣―明日死ぬかもしれない、だから今日を輝かせるために
著者等紹介
大坂巌[オオサカイワオ]
1964年東京都生まれ。医療法人社団真養会きせがわ病院副院長。日本緩和医療学会緩和医療専門医・指導医、国際コーチング連盟認定コーチ。31歳で医師となり、7年間の放射線科医を経て緩和ケアの道へ。そこから20年以上にわたり緩和ケアに従事し、5,000人以上の患者・家族との対話を通じて医療における言葉の力を実感してきた。2022年、医療者の対話力向上を使命として「Clinical Dialogue CoachingR」を創立。「言葉は薬になる」との信念から『言薬(ことぐすり)』を商標登録し、医療現場に優しさを取り戻すことを提唱している。第6回全国出版オーディション優勝(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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