内容説明
デジタル教育の後進国になってはいけない。デジタル教科書革命切り拓く未来。
目次
第1章 デジタル教育が日本を救う(教育の情報化に出遅れた日本;デジタル教育は日本を滅ぼす?;近未来の授業とは?;情報社会にふさわしい教育改革;21世紀に求められる能力;日本は情報化先進国;教育情報化政策の新展開;デジタル教科書は教科書ではない?;学校の情報化事情;教育情報化のメリット;情報化がもたらす効率性)
第2章 世界はもうここまで進んでいる(世界をリードする韓国;政府主導のシンガポールと台湾;先端を切り開くアメリカ;学校主導型のイギリス;マゼランのポルトガル;青山小学校のデジタル授業;ニンテンドーDSの活用;公立小学校のチャレンジ;NPO法人「CANVAS」)
第3章 電子書籍端末の現在(百花繚乱の情報端末;iPadの教育利用;電子書籍元年;100ドルラップトップ;電子黒板の普及;教育用アプリケーション;映像アプリケーション;創作アプリケーション;教育クラウド)
第4章 進化するデジタル教材(教科書会社の戦略;デジタル教材の開発;eラーニングとOCW;広がるシリアスゲーム;モバイル学習の展開;新聞の教育利用;テレビと映画の映像教材;配信ビジネスの現状;電子書籍戦争の勃発;教材2.0)
第5章 これからの課題(デジタル教科書の開発;普及の課題;総合的な政策;デジタル教科書教材協議会)
著者等紹介
中村伊知哉[ナカムライチヤ]
慶應義塾大学メディアデザイン研究科教授。京都大学経済学部卒業。慶應義塾大学博士(政策・メディア)。デジタル教科書教材協議会副会長、デジタルサイネージコンソーシアム理事長、NPO法人CANVAS副理事長、融合研究所代表理事など兼務。内閣官房知的財産戦略本部、総務省、文部科学省、文化庁等の委員を務める。1984年、ロックバンド「少年ナイフ」のディレクターを経て郵政省入省。通信・放送融合政策、インターネット政策などを担当。1998年MITメディアラボ客員教授。2002年スタンフォード日本センター研究所長を経て現職
石戸奈々子[イシドナナコ]
NPO法人CANVAS副理事長。東京大学工学部卒業。東京大学学際情報学修士。MITメディアラボ客員研究員を経て、2002年子供向け参加型創造・表現活動の全国普及・国際交流を推進するNPO法人CANVASを設立、副理事長に就任。現職。モバイルコンテンツ審査・運用監視機構理事、デジタルサイネージコンソーシアム理事、総務省地域情報化アドバイザー、内閣官房違法・有害情報対策官民実務家ラウンドテーブル構成員、コンテンツ学会理事、ワークショップコレクション実行委員長等を兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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