出版社内容情報
免疫力はコロナだけでなく、様々な病気から私たちを守ってくれている。
しかし医学、医療が進歩した現代において実際は生活習慣病やアレルギー体質の人が増えている。その原因は「何でも殺菌」という消毒信仰によって免疫力が弱くなっていることにある。
細菌と人間は古くから共生関係にあり、細菌は植物、動物の健康に欠かせない存在なのだ。そして土から生まれた細菌が人間の腸に入り、腸内細菌となって強い免疫力を生んでくれる。
内容説明
腸が人間に警告を発している!腸内細菌は大地からの贈り物、土壌細菌だった!何でも洗って食べる現代人は土壌細菌の取り込みが最もヘタな動物。おまけに保存料や抗生物質、農薬が含まれた食品が悪影響を与えている。欧米の腸内細菌研究をもとに、健康長寿の最強兵器としての役割を追求した意欲作!
目次
まえがき―病気から守ってくれる免疫力の低下の原因は…
1章 微生物を殺すことは自分たちの「健康」を放棄すること
2章 欧米での腸内細菌研究は前進してきた
3章 腸内細菌はどこから来たか―生物の歴史から分かったこと
4章 腸内細菌は土壌細菌
5章 土壌細菌で免疫力を高める動植物が棲める環境を作る
著者等紹介
佐々木淳[ササキアツシ]
地方公務員、外資系パソコン会社を経て30歳でビデオ制作会社を立ち上げ、その後、マルチメディアコンテンツ制作に移行。取材で細菌と出会い、その研究を始める。沖縄にバイオスフィア研究所を創設し、所長となる。土壌改良、農業、畜産で土作り、安心安全な畜産に取り組んでいる。ネパールの土壌改良のため、現地に土壌改良剤工場を建設中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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