出版社内容情報
いつもの公園が、気持ちひとつで不思議な空間に変わる……。少女の感性と、不思議世界の楽しい出来事が絶妙のコントラストを見せる、たかどのほうこの最新作。
内容説明
ピアノの先生からもらった、曲がすてきにひけるようになるトウモロコシ。それをもって公園にいった花子は、カメリアというふしぎな女の子やネコみたいなウサギとであいますが…。
著者等紹介
たかどのほうこ[タカドノホウコ]
1955年、函館市に生まれる。『へんてこもりにいこうよ』(偕成社)『いたずらおばあさん』(フレーベル館)で、路傍の石幼少年文学賞を受賞。『キロコちゃんとみどりのくつ』(あかね書房)で児童福祉文化賞を、『十一月の扉』(リブリオ出版)で産経児童出版文化賞フジテレビ賞を受賞。絵本から長編読み物まで多数の作品がある。札幌市在住
千葉史子[チバチカコ]
1954年、函館市に生まれる。学生時代から絵を描き始め、パリ在住時はアトリエなどに通い、絵を学ぶ。柏市在住
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
はる
58
優しく可愛らしいファンタジー。高楼方子さんと千葉史子さん姉妹の描く少女世界!この世界観、いいですね~。懐かしいリリカルな雰囲気に、自分も子供の頃に戻ったよう。2019/08/12
ベーグルグル (感想、本登録のみ)
45
【高楼方子 11月の扉を開けよ読書会】素敵なファンタジーでした。ポップコーンが弾けた時、理想が現実になり出会えた二人。全てを受け入れてくれるお友達の存在は素敵だなぁ。百葉箱のお家やウサギネコなど、ワクワクするような世界観も好きでした。千葉史子さんの挿し絵がピッタリでした。2018/11/23
海(カイ)
11
【図書館】花子と亀代、ハンナとカメリア。なるほど!途中で、ピアノのアンドラ先生が魔法でカメリアになったのかと思ったが、そうではなかった。不思議でかわいいお話でした。2018/12/17
ume 改め saryo
9
三度目の姉妹作になりました(^^)/ 『 おちびで ぽつんとして、ぷくっとした女の子でした 』どこか長島さんみたい(笑) 『 自分の物語を、自分の文字で、 絵本にした 』あれ? どこかで聞いたような? モグラ? それにしても 『 おかしの世界 』なんて楽譜本当にあるのですね!!(*^^*)/2012/05/23
れな@がんばれレバンガ
5
《北海道出身の作家を読むコミュ 函館市出身札幌市在住》娘と共にワクワクの読書時間。ポップコーンの魔法で空想がほんとうに。そして特別な友だちができるなんて素敵。2人だけのくすぐったいようなクスクスがたくさん詰まったお話でした。低学年から。☆4.02016/04/12