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目次
第1部 運(「棚からぼた餅」は、落ちる場所に居なけりゃなんない;「濡れ手で粟」は、まず冷たい水に手をつけるところから;「果報は寝て待て」、人間は七味の瓶だ ほか)
第2部 腕(客は、気まぐれ、移り気で当たり前;腹で生きずに、背で生きる;「仕込み」を越える料理はできない ほか)
第3部 恥(米を卒業したと書いて「粋」と読む;「忙しい」は「恥ずかしい」だ;「中途半端」と書いて「ほどを知る」と読む ほか)
著者等紹介
石倉三郎[イシクラサブロウ]
1946年生まれ。香川県出身。1980年代には故レオナルド熊とコンビを組んだ「コント・レオナルド」として活躍。1983年にはゴールデンアロー賞演芸部門賞を受けるなど、漫才ブームの一翼を担った。元々は新劇の俳優志望で東映の大部屋に籍をおいたこともある。コントでブレイクする前から数々の商業演劇や映画に端役で出演。近年は映画やドラマへの出演が引きも切らず、2016年、犬童一利監督作品の映画「つむぐもの」で、初の主演を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こばまり
50
凡人の何生分かに匹敵する程濃密な邂逅の数々。確かに「運も実力のうち」と納得する。徳の高い僧侶の講話を聴いたような読後感。女性に対するスタンスも素敵で、以前からファンでしたがさらにラブが増しました。2020/05/20
GAKU
49
石倉三郎さんの自伝、回顧録、人生の教訓等語った1冊。「運も実力のうち。」、「我慢は無理だが、辛抱ならできる。」。石倉三郎さんの人柄がにじみ出た1冊でした。2020/06/10
法水
4
石倉さんが10月の豊崎由美さんのイベントにゲスト出演された際に購入した本をようやく読了。石倉さんらしいストレートな語り口で粋に生きるための46のヒントが綴られている。役者を目指して上京し、言われるがままに青山に行ったらなぜかスーパーの事務所で石原裕次郎さんに出会ったり、バイト先で高倉健さんの知己を得て後々、健さんから一字もらって芸名にしたり、かと思ったらカジノのディーラーに転身した後、坂本九さんの歌謡ショーの司会を務めるなどまさに波乱万丈。そんな人生から得られた教訓の数々はためになること間違いなし。2016/12/10