ロング新書
性愛文学

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  • サイズ 新書判/ページ数 237p/高さ 18cm
  • 商品コード 9784845407941
  • NDC分類 910.26
  • Cコード C0270

内容説明

小説における性の描写は、それが巧みであればあるほど、性の実相を感応のかたちで会得させてくれるのではあるまいか。

目次

第1章 性愛文学論(性の聖書;戦前戦後性研究の系譜 ほか)
第2章 処女崇拝と巨根願望(自由山荘で繰り広げられる自由恋愛;処女の象徴が出血という誤解 ほか)
第3章 性器の誤解(数の子、蚯蚓、巾着、女性器への男の夢想;性の研究に生涯をかけた小倉夫妻 ほか)
第4章 セックス解体新書(男と女を脅やかす性交の虚虚実実;遊廓は男の我慢を背景とした社会的安定装置だった ほか)
第5章 性交文学の確立(大衆文学における傑物;本格的性交小説の誕生 ほか)

著者等紹介

谷沢永一[タニザワエイイチ]
昭和4年大阪市生まれ。関西大学大学院修了。関西大学教授を経て名誉教授。日本近代文学および書誌学専攻。サントリー学芸賞、大阪市民表彰文化功労賞、大阪府文化賞、読売文学賞、毎日書評賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

あかふく

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「性愛文学」(ざっくり言えばポルノ小説)が現実の性行為を描くわけではないという点から始まり、その想像力の働きを見るというような感じで、戦前戦後の性に関する書物の紹介は少し興味を惹かれるものがある。大きく取り上げられるのは広山義慶『女喰い』。2014/04/23

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