内容説明
患者は殺されても文句が言えない、暴論か、良識か。国際的名医があばく伏魔殿の実態。
目次
第1章 大学病院無用論(中央集権的病院システムの誕生;患者は殺されても文句がいえない;教育と研究という美名に隠れて…;処方箋を胸に貼った男;恐怖と絶望の「真空地帯」;日本一気楽な稼業;医学教育に講義は要らない ほか)
第2章 大学病院の余罪(医学博士は足の裏にくっついた米粒;大学病院の医局は置屋稼業;飼い殺しにされた医者の哀れ)
第3章 プロとしての医者(プロ意識のないプロなんて;芸者・役者・医者の共通点;手術は成功したが患者は死んだ;病気ではないが健康ではない;患者が押すやぶ医者の烙印;がん告知は主治医の務め;お医者さんと呼ばれたくない)
第4章 健康保険亡国論(治療の必要な患者は一割;タダより高いものはない;医療のシビリアン・コントロール;病院と診療所の連携は夢のまた夢;グループ診療成功の秘訣;検査なし薬なしでの倒産劇;健康コンサルタント始末記)