調査報道の戦後史 1945-2025

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調査報道の戦後史 1945-2025

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  • サイズ 46判/ページ数 400p/高さ 19cm
  • 商品コード 9784845121540
  • NDC分類 070.21
  • Cコード C0036

出版社内容情報

「黄色い血の恐怖」「田中角栄研究」「リクルート事件報道」・・・あの調査報道がなければ、私たちの社会は今とは全く違う姿になっていただろう。戦後の混乱期から現代まで、世の中の不正や病理を射抜いた数々のスクープ、キャンペーンを年代とともに振り返る。戦後調査報道の全軌跡がここに。


【目次】

はじめに
第1章 日本初の潜入型調査報道 敗戦直後の岡山で
第2章 調査報道のゆりかご時代 1950年代の挑戦
第3章 高度成長期の矛盾 調査報道で明るみに出す
第4章 1970年代の調査報道 黄金時代へ
第5章 調査報道の黄金期 権力中枢に迫る
第6章 社会の矛盾を映し出す数々の調査報道 繁栄の裏側で
第7章 1990年代の調査報道 多様な展開の一方で「壁」も
第8章 それでも社会は変えられる 調査報道の挑戦は続く
第9章 「公文書の改ざん・廃棄、非開示」と調査報道
おわりに

内容説明

黄色い血の恐怖、田中角栄研究、リクルート事件…社会を動かした[調査報道]。戦後80年の全軌跡。

目次

第1章 日本初の潜入型調査報道 敗戦直後の岡山で[1945~]
第2章 調査報道のゆりかご時代 1950年代の挑戦[1950~]
第3章 高度成長期の矛盾 調査報道で明るみに出す[1960~]
第4章 1970年代の調査報道 黄金時代へ[1970~]
第5章 調査報道の黄金期 権力中枢に迫る[1980~]
第6章 社会の矛盾を映し出す数々の調査報道 繁栄の裏側で[1980~]
第7章 1990年代の調査報道 多様な展開の一方で「壁」も[1990~]
第8章 それでも社会は変えられる 調査報道の挑戦は続く[2000~]
第9章 「公文書の改ざん・廃棄、非開示」と調査報道[2000~]

著者等紹介

高田昌幸[タカダマサユキ]
東京都市大学メディア情報学部教授。1960年、高知県生まれ。法政大学卒業。1986年、北海道新聞入社。本社社会部、東京政治経済部、ロンドン特派員、本社報道本部次長などを歴任。1996年「北海道庁公費乱用」取材班の一員として新聞協会賞、日本ジャーナリスト会議(JCJ)奨励賞を受賞。2004年「北海道警察裏金問題」取材班の代表として新聞協会賞、JCJ大賞、菊池寛賞などを受賞。2012年に高知新聞入社、報道部副部長などを歴任。2017年より東京都市大学メディア情報学部教授。2019年、調査報道グループ「フロントラインプレス」を設立し、代表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

CTC

7
25年12月旬報社刊、著者は道新、高知新聞を経て東京都市大名誉教授、BPO放倫委委員長代行。 戦後の調査報道を概観し、その社会的意義を明らかにするもの。ネットやSNSの定着によって情報伝達手段は大きく変化し、記者クラブ等の仕組みに乗り掛かったように見える報道機関の存在意義には疑問符が付けられがちだ。耳目を集める文春砲ばかりに目が行き…“マスゴミ”なる呼称も時にむべなるかなと思ってしまう。しかし強い想いを持った人物が大資本で仕事をする事に意味がない訳がない。これは労作であり、良書である。2026/10/19

もさち

3
新聞が独自取材で公権力の不正を暴いたり社会問題を炙り出す、そんな報道の歴史が丁寧に紹介されていて非常に読み応えがあった。過去には朝日や毎日だけではなく読売も気骨ある記事を多く書いていたことがよく分かる。振り返ると新聞の影響力って本当に凄かったのだ。しかし発行部数が今後も減っていくことを思うと気が重い。新聞はネットと違いファクトチェックされたプロ記者の文章が読める。それは対価を払って読む価値があるし私たち市民のためにも彼等の仕事は守られるべきなのだ。新聞が大本営発表するような歴史を繰り返してはいけない。2026/05/19

きっしょう

2
田中角栄の金権政治やリクルート事件など戦後の調査報道の歴史を振り返る内容。ネットワークの普及、タイパ、コスパが重視される現代で調査報道の在り方も変わってきたのかもしれないが、本書を読んでやはり重要な手法であることに変わりがないというか、フェイクか否かを検証せずに拡散される時代にこそしっかりとした調査が必要なのだと思う。近頃のマスコミの調査能力の低さは目に余るものがあるが、それを受け取る側も心してかかる必要があるのだろう。2026/07/29

tecchan

2
近年、ジャーナリズムの凋落が酷い。SNSから偽情報が拡散される時代、新聞等の取材体制の弱体化、権力にすり寄る報道機関も。本書は、戦後から80年間の調査報道の歴史を振り返る力作。今の時代だからこそ報道関係者だけでなく、多くの国民にも是非読んでもらいたい。2026/05/10

伊達者

1
著者は大学の教官だが自身も調査報道で実績を挙げている。「社会を動かした調査報道」の視点で調査報道の内容だけでなく、記者達の考えも書かれているので調査報道やマスコミの役割について考えさせられる。調査報道の手法や焦点の変化も分かるが地道な取材が根本であることに変わりはない。有名なものから地方紙によるものもある。今はSNSで報道への批判が簡単にできる時代。金と時間がかかる調査報道に取り組む環境が物心両面で失われつつあるが、権力監視と言うマスコミの役割のために調査報道の重要性は変わらず続けてほしいと思った。2026/04/30

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