出版社内容情報
教育委員会や公民館等で働く「社会教育主事」の資格取得や2020年に誕生した「社会教育士」養成講座のためのテキスト。社会教育の基礎知識を習得し、事例を通じて現場の状況も理解できる。執筆陣は各大学で社会教育主事養成講座を担当している。
内容説明
手に取りやすく学びやすい社会教育主事・社会教育士の講習内容を一冊に!基礎知識を習得し、実践事例で現場もわかる。生涯学習概論・生涯学習支援論・社会教育経営論・社会教育演習。
目次
第1部 社会教育基礎論(社会教育主事のための社会教育概論;社会教育経営論;生涯学習支援論1 生涯学習支援のあり方;生涯学習支援論2 社会教育職員の制度と役割;社会教育施設の整備と経営;学校・家庭・地域の連携と社会教育)
第2部 地域にねざす社会教育実践―平和・共生・自治を育む学習の創造と継承(震災後の被災地に根をはるフリースクール(宮城県気仙沼市)
自治を育む学びと協働(長野県阿智村)
那須塩原市の地域学校協働活動
多文化共生の35年間を振り返る―この道より我を生かす道なし
公民館事業の意味を問い続けながら―ポストコロナの試行錯誤(千葉県君津市)
岡山市の公民館で進めるESD
被爆体験伝承者としての活動―「ヒロシマ」の継承を志して
沖縄・名護の社会教育)
第3部 社会教育主事資格取得者の学びと実践(ともに学びともに生きる;社会教育の意味;私と社会教育―社会教育を学ぶ人たちへ)
著者等紹介
石井山竜平[イシイヤマリュウヘイ]
東北大学大学院教育学研究科准教授。九州大学大学院教育学研究科博士課程満期退学。静岡大学講師・助教授を経て、2005年より現職。東北大学社会教育主事講習主任講師
佐藤一子[サトウカツコ]
東京大学名誉教授。東京大学大学院教育学研究科博士課程修了、博士(教育学)。埼玉大学助教授・教授、東京大学教授、法政大学教授。元日本社会教育学会会長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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