出版社内容情報
日本の労働運動は明治時代に始まりますが、じつは江戸時代末期の1860年代にも小菅や深川といった下町で職人たちの賃上げストライキがありました。東京の下町では江戸・明治から現代にいたるまで労働者による運動が続いています。先達の労働運動のDNAを見つけ出し、下町労働運動史の旅へと誘う1冊。
内容説明
権利を勝ち取れ!亀戸は『女工哀史』の町だった―100年前、東京下町の女工たちは自らたたかい、労働者の権利を獲得した。明治・大正・昭和―その時代の先端でたたかった歴史を知り、未来につなぐ。
目次
1 明治時代
2 大正時代―震災前
3 大正時代―関東大震災「亀戸事件」
4 大正時代―震災後の労働運動
5 昭和時代―戦前
6 昭和時代―軍国主義へ
7 昭和時代―戦時下の労働運動
著者等紹介
小畑精武[オバタヨシタケ]
1945年生まれ。東京教育大学卒。69年江戸川地区労オルグ、84年江戸川ユニオン結成、同書記長。90年コミュニティユニオン全国ネットワーク初代事務局長。92年自治労本部オルグ公共サービス民間労組協議会事務局長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
-
- 電子書籍
- 魔王が田舎に嫁いだら【分冊版】 21 …
-
- 和書
- ふたつのバースデーケーキ