出版社内容情報
退職する場合のトラブルの多くが解雇であり、労働者はその解雇の無効を争うのが一般的である。近年では人手不足で会社を辞めたくても辞められないといった相談や、若者の高い離職率などの背景がある。退職代行の問題など、現代的紛争を詳しく解説する。
内容説明
徹底的に実用的!相談・申入・訴状までこの1冊でわかる。ニーズの高いテーマを第一線の弁護士が解説。今すぐ使える裁判実務の書式フォーマットも掲載。
目次
第1章 退職をめぐる紛争の基本概念の整理
第2章 退職させて貰えないトラブル
第3章 使用者から労働者に対する返還請求など(労基法16条関係)
第4章 仕事上のミスを理由とする使用者から労働者に対する損害賠償請求
第5章 退職後に使用者から労働者が責任追及される場面
第6章 退職時に労働者への支払い等を拒否するトラブル
第7章 退職時の雇用保険・税金・労災保険など
第8章 合意退職等にされてしまった場合
著者等紹介
嶋〓量[シマサキチカラ]
中央大学法学部卒業。2007年弁護士登録(修習60期)。現在、日本労働弁護団常任幹事、ブラック企業対策プロジェクト事務局長、ブラック企業被害対策弁護団副事務局長などを務める。神奈川総合法律事務所所属
城塚健之[ジョウツカケンシ]
東京大学法学部卒業。1987年弁護士登録(修習39期)
佐々木亮[ササキアキラ]
東京都立大学法学部卒業。2003年弁護士登録(修習56期)
塩見卓也[シオミタクヤ]
京都大学法学部卒業。2006年弁護士登録(修習59期)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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