出版社内容情報
統一教会は自民党の中に入っている。国会議員等の秘書に統一教会員がいるのは明らかだし、議員自身にも怪しいのはたくさんいる。統一教会と共に外から自民党を支えているのが公明党(創価学会)だ。一応、外からだが、自民党公明派と言ってもいいほど、こちらもかなり中に入っている。なぜ自民党は統一教会と創価学会に頼らざるを得ないのか。
内容説明
自民党は統一教会と創価学会に侵食されている!統一教会と創価学会の共通点は三つある。一つは、寄付と信仰の押し付け、次に、自民党安倍派(清和会)との結合、そして、三つ目が、反共ウイルスの散布、である。
目次
1 統一教会と創価学会の類似性(統一教会と創価学会の共通点;池田大作は宗教家にあらず ほか)
2 権力に群がる者たち(国葬に出席する労働者代表とは…芳野友子;週刊誌が批判できないトンデモ男 百田尚樹 ほか)
3 佐高信の視点(安倍を礼賛した佐藤優;国を葬い国を葬る ほか)
4 徹底抗戦日記―日々に読書あり(最低の知事で作家、猪瀬直樹(二〇二〇年一一月)
信用金庫は銀行に成り下がるな(二〇二〇年一二月) ほか)
著者等紹介
佐高信[サタカマコト]
1945年、山形県酒田市生まれ。慶應義塾大学法学部卒業。高校教師、経済誌編集長を経て、評論家となる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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どら猫さとっち
4
タイトルからして、統一教会と創価学会の比較や、何故このふたつの宗教団体は日本に広まったかを論じている本かと思いきや、著者のコラムや身辺雑記風読書日記がほとんどで、がっかりした。どうせなら、鈴木エイト氏や櫻井義秀氏などの対談を加えたほうがよかった。2024/11/20
Akio Kudo
2
★★★ 読んでいると本人の忘備録というのか、随筆の様なものが多い。読みづらい。しかし時々出るエピソードと紹介本が凄い2025/05/18
Masataka Sakai
0
自分の本で罵詈雑言2024/12/12
ゆうろう
0
数年ぶりに出版の佐高信時評集を堪能。もうすぐ傘寿になられるが、その目線・姿勢はいささかもぶれず小気味良い。この時評シリーズ?、俺は特に日々の読書日記の章を毎回楽しみにしている。今回も『ふたつの嘘』『昭和人の棲家』等々読みたい本の情報に触れることができ、感謝。P47「信仰の自由は、何よりも信仰しない自由とセットで尊重されなければならない」P89「故郷は軍隊を持たない」P185「竹内好を解くキイワードとして、否定、沈黙、絶望の三つを挙げた」、P184『朝日』の立ち位置批判他、流石、佐高信!と思わせる箇所多数。2024/10/16