- ホーム
- > 和書
- > 芸術
- > 芸術・美術一般
- > 芸術・美術一般その他
出版社内容情報
時間の中を直線的に流れる言語芸術と、空間の中に展開する造形芸術。二つの異なる体系を共通の規則によって記述しうるような記号学理論の構築をめざして、言語学、論理学、図像解釈学の交錯する宇宙に、言語から美術への、美術から言語への転換可能性が問われる。言語で語られた物語や象徴が絵画に描かれるとき、文化的慣習の結合によって「統辞法」が成立し、美術批評家が絵画について言語で語るとき、美術固有のマチエールはレトリックの暗喩を通じて感官に訴えかける。
序
第1章 未来への記述――レオナルド・ダ・ヴィンチ
第2章 心的事象としての動的効果
第3章 形象芸術批評におけるメタ言語作用とメタ言説
第4章 文学の言説と形象の言説
第5章 ムカジョフスキーの受容理論と断片性の美学
第6章 廃墟の言語学と詩学
原 註
文献一覧
初出一覧
あとがき
人名/著作名/美術作品名 索引
内容説明
時間の中を流れる言語芸術と、空間の中に展開する造形芸術との、この二つの異なる体系を、ひとつの宇宙として記述しうる記号学理論を構築する。
目次
第1章 未来への記述―レオナルド・ダ・ヴィンチ
第2章 心的事象としての動的効果
第3章 形象芸術批評におけるメタ言語作用とメタ言説
第4章 文学的言説と形象的言説
第5章 ムカジョフスキーの受容理論と断片性の美学
第6章 廃墟の言語学と詩学
著者等紹介
甲斐教行[カイノリユキ]
茨城大学教育学部助教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。