出版社内容情報
芸人・大川総裁が福祉の現場に突撃!
「地域移行」だけが選択肢じゃない!
福祉の当たり前をひっくり返す知的障がい者とかかわる12人のプロと考えた“ミライの福祉”
いまの福祉制度では、知的障がい者には「健康で文化的な最低限度の生活」が十分に保障されているとはいえない。「障がいが重いほど自立は難しく、家族と暮らすしかない…。」「仕事選びは選択肢が少なく、パンやクッキーしか作れない…。」「休日のスポーツ活動や性の自由、恋愛など、ふつうの人の当たり前が許されない…。」この現状を変えるヒントを探るべく、大川総裁が東奔西走。障がい者の「8050問題」や「終の棲家問題」など、深刻な課題についても話を聞く。お笑いライブで多くの芸人を輩出する傍ら、30年以上前から福祉の現場を取材・訪問してきた大川総裁が、福祉のプロたちと熱く語りあう一冊。
内容説明
大川総裁が福祉の現場に突撃!「地域移行」だけが選択肢じゃない!福祉の当たり前をひっくり返す、知的障がい者とかかわる12人のプロと考えた“ミライの福祉”
目次
1 暮らす(野田聖子 衆議院議員―生まれた時は仮死状態。それでも息子は「普通」の子;足高慶宣・柴崎久美子 福祉施設・柊の郷―「必要だけど、家の近くにできるのは反対」知的障がい者施設を作る;高橋満男・白井昭光 福祉施設・茶の花福祉会―まず重い人から受け入れていこう。それが福祉じゃないか)
2 楽しむ(斎藤利之 全日本知的障がい者スポーツ協会―性教育は人権教育;峰岸和弘 スペシャルオリンピックス日本・東京―特別なことはしなくていい。障がい者スポーツを支える健常者の役割;坂爪真吾 ホワイトハンズ―障がいがあっても、性と恋愛の自由を保護する支援を)
3 働く(笛木里絵 トゥッティフォルテ―「口を出さない」商品づくりで障がい者の個性を出す;肥田野正明・高橋亜紀 まちごと美術館cotocoto―障がい者アートからシェアビジネスが始まり、共生社会になる;夏目浩次 久遠チョコレート―チョコレートでみんなが輝く 多様な凹凸を持つ人が働く職場)
著者等紹介
大川豊[オオカワユタカ]
大川興業総裁。1962年東京都生まれ。明治大学在学中にお笑い集団「大川興業」を結成。就職試験で153社不合格となり、1985年大川興業株式会社を設立。芸人と同時にプロデューサーとして1990年から若手芸人育成のためのライブ「すっとこどっこい」を毎月開催し、多くの芸人を輩出。政治経済のネタを得意とし、国内外で取材を行う。近年は福祉、医療の現場にも赴きその活動は多岐にわたる。幅広い人脈を活かし、東日本大震災、熊本地震などの復興支援活動も行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hirokoshi
あーさー
oyoide