出版社内容情報
今年から“高校生も裁判員”に? 選ばれる前に知っておきたい、 裁判と裁判員制度のしくみ!
2022年の法改正で、裁判員選任年齢が18歳に引き下げになりました。中高生が法律や裁判について学ぶ機会は少なく、裁判員辞退率も年々上昇しています。一方で、経験者の9割以上が「裁判員をやってよかった」と感じているというデータも。本書では、これから裁判員に選ばれる可能性のある10代にむけて、裁判の基本的なしくみから裁判員の体験談まで、漫画やイラストを交えてわかりやすく解説します。
内容説明
裁判員制度を知ろう!そもそも裁判ってなに?マンガ・イラストでわかる。
目次
第1章 高校生も“裁判員”になる!?
第2章 裁判と裁判員制度について知ろう!(そもそも裁判って何をするの?;裁判にはどんな種類があるの?;裁判にかかわるのはどんな人?;裁判はどうやって進むの?;裁判員裁判になるのはどんな裁判? ほか)
第3章 裁判員経験者の話をきいてみよう!(裁判員候補に選ばれたら…?;ついに法廷へ;評議がはじまる;評決を経て判決へ;裁判が終わった!これからどうする?)
著者等紹介
牧野茂[マキノシゲル]
弁護士。慶應義塾大学法学部卒業。第二東京弁護士会所属、日弁連刑事弁護センター幹事。市民生活の法律問題や企業法務を幅広く手がけるほか、2008年には日弁連裁判員本部(当時は裁判員制度実施本部)委員をつとめ、その後も裁判員制度の推進、改善をめざす活動に参画。2010年には有志で裁判員経験者ネットワークを立ち上げ、共同代表世話人として現在まで積極的な活動を続けている。2019年からは日弁連民事司法改革総合推進本部の中に設置された民事・行政事件への国民の司法参加P幹事も務める
大城聡[オオシロサトル]
弁護士。中央大学法学部政治学科卒業。東京弁護士会所属。一般社団法人裁判員ネット代表理事、裁判員経験者ネットワーク共同代表世話人として、市民の視点から裁判員制度への提言を続けている。また、福島の子どもたちを守る法律家ネットワーク(SAFLAN)事務局長、公益財団法人東日本大震災復興支援財団監事などをつとめ、公益活動にも精力的に取り組む
さかなこうじ[サカナコウジ]
滋賀県出身の漫画家。年齢・性別非公表(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。