統一教会との闘い―三五年、そしてこれから

山口 広/川井 康雄/阿部 克臣/木村 壮/中川 亮/久保内 浩嗣【著】

旬報社（2022/11発売）

• サイズ 46判／ページ数 223p／高さ 19cm
• 商品コード 9784845117772
• NDC分類 169.21
• Cコード C0036

出版社内容情報

安倍元首相銃撃事件を契機に、旧統一教会（＝家庭連合）と
自民党、政治家との癒着が大きな社会問題となっている
霊感商法被害者の訴訟・救済の最前線に立つ弁護団と、
オウムなど宗教問題に取り組んできた評論家が
宗教と政治の闇を白日の下にさらす衝撃作！

私は、文鮮明とその周辺にいる幹部連中、それと日本の統一教会の幹部連中は加害者ですが、
それ以外は全員被害者だと思っています。信者たちは、夢中で文鮮明のしもべ、
つまり奴隷になって「文鮮明の言うことが神様の言うことだ」と信じ込まされ、
ほんとうに朝から晩まで、文鮮明のために闘う戦士となり、被害者をどんどん作り出している。
しかし、あの信者たちも被害者なのです。
（本文より）

＜目次＞
１．統一教会の実情
２．統一教会の歴史
３．統一教会の霊感商法と人集め
４．統一教会と政治の実情
［対談］　統一教会とは何か。なぜ存続し続けてきたのか
統一教会問題のこれから　全国弁連の「声明」
旧統一教会の解散請求等を求める声明

内容説明

統一教会とは何か、弁護士たちはどう被害者・信者と向き合い、その救済に取り組んできたのか。

目次

第１章　統一教会の実情
第２章　統一教会の歴史
第３章　統一教会の霊感商法と人集め
第４章　統一教会と政治の関係
対談　統一教会とは何か、なぜ存続し続けてきたのか
統一教会問題のこれから―全国弁連「声明」について
旧統一教会の解散請求等を求める声明

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[イエローバード]

信者を救うために闘ってきた弁護士たちによる教会の実態。教祖夫妻の不道徳ぶりにびっくり。何よりも、テレビ番組「世界なぜそこに日本人」で紹介された中央アジアやアフリカにいる女性たちは、合同結婚により現地の男性のもとに嫁がされたと知って絶句。番組を見たことがないのでコメントできないが、それなら「なぜそこに」でもないような。

2023/01/19

[5〇5]

もう、なんなのよう。とにかく韓国の統一教会トップがひどすぎるわねぇ。「理想社会」の実現のため、日本は資金源で献身させることが教義って馬鹿にしてるわね。信者獲得と献金のシステムがあって、勧誘・教化・実践の後に献金させられる信者、さらにその家族はたまったもんじゃないわよ。金集めのシステムがあるのは、昨今話題の海外に拠点をおいた特殊詐欺グループと似たり寄ったりねぇ。騙されない自信がある人でも騙される特殊詐欺と同様に、手口を知ることも大切よねぇ。

2023/04/21

[乱読家 護る会支持！]

⚫︎日本は韓国を堕落させた「エバ国家」。ゆえに日本は「アダム国家」である韓国に侍らなければならない。日本は全世界のために自ら進んで犠牲の道を行かなければならない。 ⚫︎人間には「肉体」のほかに「霊人体」がある。地獄で助けを求めている先祖を救うためには「先祖解怨」として多額の献金を積み重ねることが必要。 日本の戦後教育で、「日本は悪い戦争をした」と教えられたことを上手く活かして、日本を資金源にしたようです。 日本を誇りに思える学校教育も、カルト宗教から日本人を護ることになるのだと考えます。

2023/03/18