沖縄と海兵隊―駐留の歴史的展開

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沖縄と海兵隊―駐留の歴史的展開

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  • サイズ A5判/ページ数 179p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784845114641
  • NDC分類 397.253
  • Cコード C0031

内容説明

なぜ沖縄でなくてはならないのか。1950年代から現在に至る在沖海兵隊の歴史を分析し、その実態をあぶりだす。

目次

第1章 1950年代における海兵隊の沖縄移転(戦後初期の在沖米軍基地と海兵隊;極東米軍再編計画 ほか)
第2章 1960年代の海兵隊「撤退」計画にみる普天間の輪郭(海兵隊の撤退、普天間の閉鎖;バックラッシュ―沖縄の戦略的重要性と海軍省の計画 ほか)
第3章 1970年代から1980年代における在沖海兵隊の再編・強化(沖縄返還と在沖海兵隊;在沖海兵隊撤退をめぐる日米協議1972‐1974年 ほか)
第4章 ポスト冷戦と在沖海兵隊(ポスト冷戦の31MEU;湾岸を目指す 海軍・海兵隊戦略 ほか)
第5章 在外基地再編をめぐる米国内政治とその戦略的波及普天間・グアムパッケージとその切り離し(普天間・グアム移転パッケージの成立;緊縮財政下の基地政策とグアム移転予算の凍結 ほか)

著者等紹介

屋良朝博[ヤラトモヒロ]
1962年沖縄県生まれ。フィリピン大学経済学部卒業。沖縄タイムス入社後、ハワイ東西センター客員研究員、論説委員を歴任。現在、沖縄国際大学非常勤講師

川名晋史[カワナシンジ]
1979年北海道生まれ。青山学院大学大学院国際政治経済学研究科国際政治学専攻博士後期課程修了。博士(国際政治学)。(財)平和・安全保障研究所客員研究員。著書に、『基地の政治学―戦後米国の海外基地拡大政策の起源』(白桃書房、2012年、国際安全保障学会最優秀出版奨励賞受賞)

齊藤孝祐[サイトウコウスケ]
1980年千葉県生まれ。筑波大学大学院人文社会科学研究科国際政治経済学専攻一貫制博士課程修了。博士(国際政治経済学)。横浜国立大学特任講師

野添文彬[ノゾエフミアキ]
1984年滋賀県生まれ。一橋大学大学院法学研究科博士課程修了。博士(法学)。沖縄国際大学法学部地域行政学科准教授

山本章子[ヤマモトアキコ]
1979年北海道生まれ。一橋大学大学院社会学研究科博士課程修了。博士(社会学)。第一法規編集者を経て、現在、沖縄国際大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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Riri

1
沖縄1ヶ月滞在後に読んだ。基地問題の歴史の概略がわかる。50年代ごろまでは、内地に基地のほとんどがあり、返還後に徐々に増えた。(内地に人々の抵抗により-現地人の反抗心が米軍基地の存続に影響を与えきたとは驚き。今、日本人がそれをやったら米軍もいなくなるのかしら)アメリカが沖縄に「どうしても」基地を置きたがっているようなニュースが多いが、実際は米政府は県外、グアムなど国外に移す余地もあった(少女暴行事件などを経て)のに、日本側が自国の防衛という名目で、基地を沖縄に駐留させているのではと記載されており驚き。2022/08/19

Ra

0
在沖海兵隊駐留史。先の衆院補選で当選した屋良朝博氏や、野添文彬・山本章子といった若手研究者による編著。屋良によるあとがきでは、「日米同盟の「体制」を維持しながら、「態勢」の変更は可能であり、それは時の政治のリーダーシップによることを海兵隊駐留史が示している。」と書くが、大要は、沖縄の地政学的重要性と歴史的被差別性とが、哀しくも複合化した産物としての現在地であるということ。屋良の政治家としての振る舞いに注目したい。2019/04/28

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