内容説明
がん患者に夢・希望・そして笑顔を与える医療を!外科手術、放射線、抗がん剤につづく第4のがん治療法として、がん患者や医療関係者の期待を集める「がんペプチドワクチン療法」。第一線の研究者が、がんの部位ごとの治療法を正確にわかりやすく紹介します。
目次
第1章 がんペプチドワクチン治療(がんペプチドワクチン療法とは?)
第2章 がん症例とがんペプチドワクチン治療(胃がんに対するペプチドワクチン治療;食道がんに対するペプチドワクチン療法)
第3章 がんペプチドワクチンの研究(Captivation Network がんペプチドワクチン療法臨床研究ネットワーク;がん治療用ペプチドワクチンガイダンスについて;特別配慮使用の治験薬の入手可能性)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ぱんぷきん
0
がんペプチドワクチン療法の効果に懐疑的な意見を読んだので、逆に本治療法について好意的に評価しているものではどのような扱いになっているか知りたくて読みました。がん自体を投薬によって殺すという発想ではなく、体内のがんに効果をもたらす細胞を増やすというアプローチで、理論的には納得。ただ、がんの基礎知識のない身には専門用語が多くて理解できない部分が多かったです。この治療法に期待していることは感じられましたが、治験者数が少ないようなので、統計学的に信頼に足りうるのか疑問が残ります。2015/01/07
-
- 電子書籍
- 【単話売】泣かせた責任とってくれ 28…