内容説明
女叩きの張本人は誰なのか?政治と行政がつるんで男女共同参画政策を後退させていく裏舞台が、三井さんの不屈の闘いでオモテに暴露された。
目次
1 人権文化部の首切りプロジェクト(夜の市役所で恫喝;魂を吹き込む仕事;バックラッシュ、日本列島を席捲;豊中市のバッククラッシュ勢力;ああ嘘八百!;第一義的には三井さん;わたしも目が覚めた;館長採用試験の茶番)
2 バックラッシュ裁判のたたかい(「すてっぷ」館長雇止め裁判の意義(寺沢勝子)
勝利をもたらした出会いと選択(宮地光子))
3 「すてっぷ」館長雇止め事件意見書(人格権侵害と使用者の職場環境保持義務;バックラッシュ勢力の横暴で執拗な言動について;豊中市および財団による控訴人に対する態度の変化;「組織変更」の名の下に行われた人格権侵害)
著者等紹介
三井マリ子[ミツイマリコ]
女性政策研究家。お茶の水女子大学卒、米コロンビア大学修士号取得。都立高校教師から都議会議員になり2期務める。大阪府豊中市男女共同参画推進センターすてっぷ初代館長、福井県武生(現越前)市初代男女平等オンブッドを歴任
浅倉むつ子[アサクラムツコ]
早稲田大学教授。東京都立大学法学部卒、同大学教授を経て2004年より現職。専門は、労働法、ジェンダー法。法学博士。日本労働法学会代表理事、日本学術会議会員などを歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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