内容説明
タンゴのすべてがわかる本。初の完全書き下ろし。自由に使える名曲『ラ・クンパルシータ』楽譜付き。
目次
第1章 タンゴ基礎知識―いつも聞かれる質問集
第2章 タンゴの楽しみ方
第3章 タンゴ黄金時代の創造者たち
第4章 ぼくの出会った巨匠たち
第5章 タンゴのいろいろ
第6章 小松亮太とタンゴへ行こう
著者等紹介
小松亮太[コマツリョウタ]
バンドネオン奏者。東京生まれ。14歳よりバンドネオンを独習。1998年7月、ソニーよりCDデビュー。同年9月のツアーは圧倒的な人気を得た。以後、自身のユニットをひきいて多数の公演をこなしながら、自らのプロデュースによる意欲的な企画の公演も行っている。CD14枚をリリースし、好調なセールスを記録している。03年にはブエノスアイレスでライブを行い、アルゼンチン演奏家組合などから表彰された。05年には南米4カ国ツアーを行い、海外での活動も積極的に行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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旅猫
1
この人のバンドネオンを冬の日にホールで聴いて、それ以来定期的に聴きにいっております。そのわりにタンゴそのものって知らないよねぇと手を出した本。興味が増しました。2010/02/22
RuiRui
0
タンゴおもしろい。2016/09/06
モリ
0
タンゴについての、気軽に読める概要書(とあえて言う程難しくないもの)があまり見つからなかったので、こういった本を、しかも小松亮太さんが書いてくれているというのは、とてもありがたい。最近タンゴにハマったが、何から手を付けていいかわからずにいたところ、一つのとっかかりになる本でした。2014/07/10
Hagi
0
小松氏の演奏を聴いて、この本がよみたくなり、この本を読むとタンゴの奏者・楽曲の構成が深まって、タンゴがまた聴きたくなる。アルゼンチンタンゴを知るには、非常にためになる本でした。2013/03/23
jude
0
著者のデビューライブで魂を持っていかれて依頼、彼のCDは勿論、ピアソラはじめ、他のタンゴ奏者にも手を出していたが、アルゼンチンタンゴについて上っ面をさらった程度しか知らなかったのだと本書を読んであらためて痛感した。タンゴの奥深さと寛容さに更に大好きになった。コラムもとても読み易くて楽しい。自分でもバンドネオンを奏でてみたくなった。まぁ、その前にバンドネオンを手に入れるのが困難だが。。。2012/03/30