出版社内容情報
世間にそむかれながらも、人びとにつくして生きるジャン・バルジャンと、娘・コゼットの愛のストーリー。原題『レ・ミゼラブル』
内容説明
ひとかけらのパンをぬすんで、19年間も自由を奪われたジャン・バルジャン。ミリエル司教の愛にふれ、いま、心を取りもどす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
absinthe@読み聞かせメーター
9
小3の娘。「ぱぱ、私、折り紙のシリーズがすきなの。」折り紙?「これ」と取り出したのがこの本。うん。紙で作った人形が表紙になっている文学シリーズだ。確かこのシリーズで、トムソーヤや小公女を読み聞かせしたのを覚えてる。『ああ無情』は娘が何度も再読してる定番文学。2019/10/18
naoko*
9
息子が30分で読んだと言ったので私も初読みしてみました!一時間位かかりましたが、最後は泣きました。正直に生きるって難しいなと、そうありたい自分と誤魔化したい自分との葛藤が苦しいです。ジャン・バルジャンの苦しい決断と人のために生きる様が児童用でも十分に伝わってきました。 息子も…普段自己中なところが気になる子だけに感じてくれてると良いな。2018/10/06
sui
8
26【図書館】以前からレミゼの原作に挑戦したいと思いつつ、大人版(笑)はなかなか大変そうなので、とりあえず児童書版で済ませてみました(^_^;) 近年公開のあった映画版や生舞台も観ているので、足りない部分は脳内補完しつつの読書でしたが、うあぁーラストは号泣してしまったぁぁ。こんなざっくり児童書版でもガン泣きしてしまった!バルジャンもだけれど、思えばジャベールも悲しい人だなと。そしてマリウスにはすごく苛々しました(笑)誰かに心をもらい、また誰かに心を返す…。色褪せない名作、またいつか読み返したいです。2016/11/08
absinthe@読み聞かせメーター
6
小4の娘。ひとりよみ。本を代えながら何度も何度も再読している模様。2020/07/22
かにょっきー
4
再読。小学生の頃から我が家にあって何度も何度も読み返した本。過去や自分に置かれている立場が辛くなった時、司教の言葉をよく思い出します。小さな頃に大人になった今でも影響し続けてくれる本に出会えて本当に良かったなと思います。2014/09/22