出版社内容情報
今年3月に施行された労働契約法。この法律によって、会社と労働者との間で起こるさまざまな就業上のトラブルについての判断基準が示されました。労働者はこれをどう活用し、会社はどういう点に留意すべきかが明らかに。
内容説明
労働契約法を徹底活用する。契約の基本原則から、就業規則や労働協約との関係、そして内容の変更まで。労使双方が知っておくべき法律知識と実務のノウハウがこれ一冊でわかる。
目次
第1章 労働契約の意義(労働契約と労働法;労働契約とは ほか)
第2章 労働契約の基本原則(労働者の基本的人権の保障;労働者の不当な拘束の禁止 ほか)
第3章 労働契約の成立(合意による成立(合意原則)
労働条件明示義務 ほか)
第4章 労働契約の内容(労働契約と就業規則;労働契約と労働協約 ほか)
第5章 労働契約の変更(労働契約の内容変更と労働者の合意;就業規則変更による労働条件の不利益変更 ほか)
著者等紹介
水口洋介[ミナグチヨウスケ]
弁護士。日本労働弁護団所属(常任幹事)。1959年生まれ。中央大学法学部卒。1986年弁護士登録(第二東京弁護士会)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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