内容説明
1990年春。「日の丸・君が代」の強制義務づけを、教職員父母、生徒はどう受けとめ、動いたか…。小・中・高にまたがるホットな記録を通して教育現場の課題を考える。はつらつとした高校生の主張、切々とした父母の訴えを活写。
目次
1990年春の記録(学校にのしかかった「日の丸・君が代」の義務づけ;寸断された「最後の授業」;強制「NO」;やるじゃないか高校生;教育自治の芽ばえ)
「日の丸」「君が代」をどうとえら、どう教えるか(「国旗・国歌」と思想・良心の自由;新指導要領における「日の丸・君が代」問題;「日の丸・君が代」をどう教えるか;音楽としての「国歌」君が代)
「日の丸・君が代」の強制と学校(「日の丸・君が代」の強制は学校になじまない;職務命令とは何か)