内容説明
私たちに必要なものは「広報力」でした―。企業の広報職にあって、長年広報業務を経験してきた広報の達人に聴く広報・PRの本質と精神。誰もが発信の当事者となることができる時代だからこそ、本当の「広報力」の質が問われている。広報は経営機能であり、危機管理である。企業の不祥事が絶えず起こっている。企業のブランドが失墜し、危機的状況に陥るのは、往々にしてその(広報)対応の誤りから生じる。豊かで満ち足りているはずのこの不安な社会・混迷の時代に、広報やPRはどのように機能するのか。広報の達人たちの思考と実践、体験してきたこととこれから目指すことを体系的に聴いた。
目次
第1章(“聞き書き”逃げない、隠さない、嘘をつかない広報;“寄稿”新聞記者から見た広報マン)
第2章(“聞き書き”広く好奇心を持って聞くことが大切;“寄稿”企業広報と行政広報を経験して)
第3章(“聞き書き”誠実に社会と向き合う広報;“寄稿”取材する側・してもらう側から感じたこと)
第4章(“聞き書き”成長する女性広報の花;“寄稿”アフター/ウィズコロナ時代の企業経営と広報)
第5章(“聞き書き”広報の道は「人の道」)
第6章(“聞き書き”共感を呼び、感情を揺さぶるため常にプレイヤーでいたい;“対談”広報ほど素敵な商売はない!?)
著者等紹介
吉川公二[ヨシカワコウジ]
1960年大阪生まれ。2024年「神戸経済新聞」(みんなの経済新聞ネットワーク)副編集長就任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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