目次
第1章 イノベーションを育むフェアユース
第2章 漫画、アニメ、同人誌、コミケを守るフェアユース
第3章 フェアユースを武器にデジタル覇権戦争を仕掛けたグーグル
第4章 大胆な著作権改革で応戦したヨーロッパ
第5章 押し寄せるデジタル覇権戦争の荒波
第6章 TPP、デジタル覇権戦争が迫る「攻めの著作権法」への転換
著者等紹介
城所岩生[キドコロイワオ]
1941年生まれ。国際大学グローバル・コミュニケーションセンター(GLOCOM)客員教授、米国弁護士(ニューヨーク州、首都ワシントン)。東京大学法学部卒業、ニューヨーク大学修士号取得(経営学・法学)。NTTアメリカ上席副社長、成蹊大学法学部教授を経て、2009年より現職。2016年までは成蹊大学法科大学院非常勤講師も兼務。2015年5月~7月、サンタクララ大ロースクール客員研究員。著作権法に精通した国際IT弁護士として活躍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ユカイ
5
米は経済的に合理的な著作権の使い方をするように規制を緩め、日はより強く規制されがちで特許戦争のごとく米が日にがさらに規制されるように動いてる部分もあるらしい。2021/06/17
こうきち
2
KindleUnlimitedで読了。 視点に偏りはありますが、だからこそ、面白く読めるという感じです。 ひとつの変化の方向として、押えておくルートだと思いました。2018/07/31
Ohe Hiroyuki
1
「フェアユース」(一定の利用の場合に著作権の権利を制限すること)をキーワードに、日米欧の各国の著作権の最新の動向を概観した一冊。▼著作権法の法体系といった専門的なことを意識せずとも気軽に読める本である。私自身思考の整理に役立った。▼読みやすい体裁で書かれており、情報が散りばめられているが、一つ一つ拾うと奥が深く、なかなか難しい内容もある。▼あまり深く考えずバーッと読んでしまう方がよいだろう。もし関心をお持ちになられたら、まず『著作権法』と題された体系書を読むことをお勧めしたい。2017/02/05