内容説明
もう“分かったフリ”は必要ありません。これからの2時間で、堂々と社長と経営について話し合える知識、絶対に失敗しない取引先や投資先の選び方、ビジネスマンとしての説得力が、身につきます。
目次
第1章 決算書は2時間で読めるようになる
第2章 損益計算書は5つの利益を読む
第3章 貸借対照表は3つのブロックの関連性を見る
第4章 キャッシュ・フロー計算書は3つに分ける
第5章 財務3表のつながりから見えてくること
第6章 収益性と安全性の分析手法
第7章 経営状況を推察する比較分析
第8章 決算書をもっと上手に利用するために
著者等紹介
木村俊治[キムラシュンジ]
1995年、神戸大学経済学部卒業。大学卒業後、製造業(東証一部上場)の営業職を経て、公認会計士試験に1度で合格し、上京。1999年、監査法人に入社。中小規模株式公開支援、上場会社への監査・税務・経理管理コンサル業務に従事。2004年、投資ファンド運営会社に入社。再生事業業務に従事、投資先の役員として、事業計画策定、各種業務改善を実行し、投資先の再生を果たす。その後、再び監査法人を経て、2008年、木村会計事務所、(株)プラスバリューコンサルティングを設立し、現在に至る(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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芸術家くーまん843
3
計器が読めないパイロットに航空機の操縦を任せられないように、決算書が読めないビジネスマンに会社の経営は任せられません。もちろん数字が読めなくても、日々の業務をこなしてくれる人材は重要ですが、非正規雇用が増えているなか、それが長期雇用する社員に求められているかというと、そうではない。『決算書が読めない社員はいらない』とは、少々過激なタイトルのように思えますが、そういう意味ではもはや言い過ぎではないのかもしれません。本書『決算書が読めない社員はいらない』は、東証一部上場の製造業の営業職を経て、公認会計士になっ2013/01/28
みやこ
2
電子版だと見にくいかな。実例を混じえて説明してくれていますが、どうせなら似た企業形態以外も見たかったです。2020/09/26
スケイダ
2
基礎の1〜5章、6章で前トレ、7、8章で実践練習という建付。筆者の言う通り6〜8章を基に、自社や関心ある会社の財務諸表を自ら分析する事で力になると思う。文章も易しく書かれており入門書としては十分ではないか?2020/07/19
あやか
2
すっごくわかりやすかった。仕事で会計知識が必要になったのをきっかけに簿記の勉強を始め、ついでに決算を読めるようになろうと思って購入。この本片手に、いくつかの経営状況を調べてみた。この本を辞書がわりに、好きな企業を手始めに見てみるとかなり勉強になると感じた。手元に置いておいて、実践しながら使いたい本。2019/01/14
bt560
2
内容は簡潔にまとめられている。 この本を皮切りに実際の決算書を読むことで理解が深まるのではないか。2018/12/30
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- 和書
- 結婚の才能