Scalaスケーラブルプログラミング 第2版 (第2版)

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  • サイズ B5判/ページ数 744p/高さ 24cm
  • 商品コード 9784844330844
  • NDC分類 007.64
  • Cコード C3055

内容説明

Scalaは、1行コードから大規模プログラムまで書けるスケーラブルな言語。オブジェクト指向と関数型をバランスよく融合し、並行処理やパーサー・コンビネーターなど標準ライブラリーも豊富に備える。本書では、言語設計者自らが、Scalaの考え方と使い方をステップ・バイ・ステップで解説。特にオブジェクト指向と関数型、両面をていねいに説明。第2版では、バージョン2.8に合わせて改変し、コレクションAPIの解説を大幅に追加した。さらに日本語版の特別付録として、並列コレクションなどバージョン2.9機能の解説を収録している。Scalaプログラミングの手法と思想に焦点を当てた必読のバイブル本第2版。

目次

スケーラブルな言語 A Scalable Language
Scalaプログラミングの第一歩 First Steps in Scala
Scalaプログラミングの次の一歩 Next Steps in Scala
クラスとオブジェクト Classes and Objects
基本型と演算子 Basic Types and Operations
関数型スタイルのオブジェクト Functional Objects
組み込みの制御構造 Built‐in Control Structures
関数とクロージャー Functions and Closures
制御の抽象化 Control Abstraction
合成と継承 Composition and Inheritance〔ほか〕

著者等紹介

オダースキー,マーティン[オダースキー,マーティン][Odersky,Martin]
Scala言語の作者。スイス・ローザンヌのスイス連邦工科大学教授で、Scala Solutions Inc.の創設者。プログラミング言語とシステム、特にオブジェクト指向プログラミングと関数型プログラミングの融合を研究している。2001年以来、Scalaプログラミング言語の設計、実装、改良に全力を注ぐ。以前はJavaジェネリックスの共同設計者として、また現在のjavacリファレンスコンパイラーのオリジナルの作者として、Java開発にも影響を与えてきている

スプーン,レックス[スプーン,レックス][Spoon,Lex]
Googleのソフトウェアエンジニア。ジョージア工科大学で動的言語の静的分析について研究を進め、コンピューター科学の博士号を取得。スイス連邦工科大学ではポストドクターとして2年間に渡ってScalaの仕事に携わる。Scala以外にも、動的言語のSmalltalkから科学言語のX10の論理言語までさまざまなプログラミング言語を研究している。現在、米国アトランタに在住

ベナーズ,ビル[ベナーズ,ビル][Venners,Bill]
Artima DeveloperのWebサイトを運営するArtima,Inc.の社長。Javaプラットフォームのアーキテクチャや内部構造についてのプログラマー向けガイド『Inside the Java Virtual Machine』の著者でもある。JavaWorldで人気コラムを執筆しており、Javaの内部構造、オブジェクト指向設計、Jiniなどを取り上げている。特にJiniコミュニティでは、設立当初から積極的に活動しており、ServiceUIプロジェクトのリーダーを務めている。また、ScalaおよびJavaデベロッパーのためのオープンソーステストツールScalaTestの設計・開発リーダーでもある

長尾高弘[ナガオタカヒロ]
東京大学教育学部卒。20年ほど前から翻訳に携わる

羽生田栄一[ハニュウダエイイチ]
株式会社豆蔵取締役CTO/豆蔵ソフト工学ラボ所長/InfoQJapanチーフエディター。技術士(情報工学部門)。ゼロックス文化圏でSmalltalk‐80に触れ、プログラミングを超えたオブジェクト指向やモデリング技術の可能性に目覚め、日本での普及促進とビジネス化を模索。2000年に豆蔵を立ち上げ、オブジェクト指向、モデリング、プロセスにもとづくITコンサルティングと教育・メンタリングを展開。代表取締役、会長を経て、2008年より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

fseigojp

5
名著なり 例題を読んで行って 新しい時代の到来を感じた人も 多かったのではないだろうか2015/07/14

てくの

2
Scalaプログラミングにおけるバイブルと言える1冊。Scalaの言語仕様とその思想を十分に知ることができる。Scalaはオブジェクト指向と関数型の両方を取り入れた言語であるが、この本はScalaの言語仕様と標準ライブラリについて終始しているため、特に関数型プログラミングについては別途勉強する必要があるだろう。

縦横無人

0
研究でつかっているScala。数少ない日本語の参考書ということで、一生懸命読破しましたが、まだ自分には難しい。いつもそばにおいています。2015/10/14

蟻の巣

0
なんとか読み終わ、ったことにしました。 丁寧にScalaの仕様等が解説されています。Scalaを使う人は読むべきだと思います。2014/11/12

okabe333

0
オブジェクト指向および関数プログラムの真髄を生かした言語であることがよくわかる良書。型推論、暗黙型変換等、何度も繰り返して読みテストコードで確認する中で基本が見えてくる。時には、一言で済まされてしまうためいきなり奥深い話にはまり、他から資料を調べることになったりする。引く本ではなく、味わう本。2014/03/12

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