内容説明
レーザー光線が夜空に飛ぶ、世界最北のサイエンスの町・ニーオルスンへ。オーロラが一日中煌めくこの地には、許可を得た者しか滞在できず、Wi‐Fi禁止、ライフル携行、建物の施錠不可といった特殊な生活ルールが課される。世界各国から集まった滞在員達は、ホッキョクグマが現れる町で研究観測を続け、時に氷点下のマラソンや太陽のパーティーなど個性豊かなイベントを楽しむ。国立極地研究所の元技術職員であり、元南極越冬隊員でもあった著者が、誰もが知っている北極の、誰もが知らない一面を、つぶさに綴った滞在記。
目次
1 北極へ向かう 2019.11.5‐12.21
2 北極から逃げる 2020.1.18‐3.24
3 北極に戻る 2021.9.10‐12.7
4 北極に再び戻る 2022.6.12‐9.11
5 北極から帰る 2022.9.12‐12.1
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
はっせー
51
本書は技術者として極地に派遣された松下さんが書いていた日記を元にまとめたもの!場所としては、北極にあるスバーバル諸島にあるニーオルスン。ここには日本含めて世界11ヶ国の観測施設があり、国際観測拠点と呼ばれている。思うのは、松下さんの文章がすごく綺麗。日記でこんな綺麗な文章書けるなんて素敵過ぎると感じてうっとりした。本書のイメージを伝えるとしたら、<鼻腔で感じる>かなと思う。著者の松下さんもニーオルスンから日本に帰った時にまず感じたのが鼻の違和感。私も冬の寒さを感じるのは、鼻から息を吸ったときでした。2026/02/22
燃え尽きタコ
15
積読チャンネル見て購入。 北極勤務の研究者の方の生活記録的なやつ。そんな研究してるんだという驚きと、国家を超えた交流のほっこり感、シンプルに綺麗な写真と良い本でした。2026/03/11
フォークフィッシュ
1
★★★☆☆2026/01/27
○△□
1
なぜか強烈に惹かれる北極が舞台のエッセイということで手に取りました。丁寧で読みやすい文章と心のこもった美しい写真に魅了されました。いつかニーオルスンへ行ってみたいです。2025/05/27
Go Extreme
1
オーロラの下 北極で働く トロムソとニーオーレスン 肌を刺すような冷気 研究棟 タイムトラベルのような感覚 西回りと東回り 極地へ飛行機で向かう ゼッペリン観測所 エアロゾルのサンプリング 大気観測所 北極の清浄な空気 オーロラ観測 ホッキョクグマとの遭遇 ライフル携行 フレアガン キョクアジサシの攻撃 スバールバルドトナカイ 氷河の縮小 極夜と白夜 多様な国籍の研究者 言葉の壁 久しぶりの白米 限られた物資 帰国の困難 北極の温暖化 観測機器のメンテナンス 地球規模での協力2025/04/09




