内容説明
全員占い師、18通りの人生録に酸み・甘み・苦みアリ。
目次
シェフ占い師(西麻布カルタ)
モデル占い師(諸さやか)
ガテン系占い師(愛海)
美容師占い師(酒井しま)
看護師占い師(乙宮希光)
システムエンジニア占い師(Mibo)
歌手占い師(赤魔導士Bijou)
バーテンダー占い師(千田歌秋)
児童館職員占い師(MARIE)
マンガ家占い師(笑夢かぇる)
電車運転士占い師
ビューティーアドバイザー占い師
特別支援学級教員占い師
僧侶占い師
不動産占い師
IT系OL占い師
精神病院介護士占い師
ホステス占い師
12星座別、あなたが占い師になったら
著者等紹介
高橋桐矢[タカハシキリヤ]
占い師兼作家。1967年福島県生まれ。高校中退後、上京。タロット、西洋占星術、ルノルマンカード、ジオマンシー等の占いを独学で習得する。2000年、小松左京賞に努力賞入選し、小説家としての活動を始める。イジメ対策サイト「イジメサバイバル」の運営に関わる。心理学検定一級。日本児童文学者協会会員
不吉霊二[フキツレイジ]
1997年、広島県生まれ。早稲田大学在学中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆう
10
いろんな職業の副業で占い師をしている人たちのインタビューを収録。 自分より他人のことを考える人はメンタルをやられない。逆に自分に神経を使いすぎる、自意識過剰な人の方が神経をやられるかもって言うのは意外な話だった。 失恋や辛い経験を山ほど持つ、そういう経験をしておかなければ占いの仕事は出来ないと言うのも納得。 占い師は高いところにいて人から尊敬される存在ではなく、最底辺で「それでも生きてきたし、これからも生きていけますよ」と笑って言える存在。 こんな風に言える占い師さんって素敵! 2025/02/09
桂 渓位
5
今も占い師していますが、占い師になる経緯は、十人十色で興味深いな~と感じました。 まさか、自分がこの本の記事になるとは、夢にも思いませんでしたが(^^;2020/01/04
ナナカ
3
近々副業占い師デビューを計画中なのでどんな感じなんだろうか?と思って読んでみた。きっかけも様々で、ぶっ飛んでたり「普通じゃない」部分も受け入れていて魅力的な方々だなーと思った。人と馴染めないとか、挫折体験、コンプレックスがあるほど深みが出るのかなとちょっと救われた気がした。読書、いろんな人の話を聞くこと、いろんな経験から学ぶこと…これはどの業種でも大切な事だよね。仕事というのは好きな事を好きなようにすることではなく誰かに必要とされる事をして対価を貰うこと。あとがきのこの言葉、当たり前なんだけどすごく響いた2020/03/22
三葉海
2
この本は「副業で占い師をやっています」という人たちを、インタビューしたもの。私も少しだけこの業界にいたので、すごく共感できたし、面白かった!みなさん本業はそれぞれ。占術もそれぞれ。でも「ヘビーな過去を持っている」「直感のようなものがあった」というタイプが多かった。そういうひとでないと、占い師って向かないんじゃないかなあ、と、最近思ってる。でも占いはやっぱり楽しい。一人一人の発言に、うんうん、と、何度もうなづきました。2020/07/27
エルナ
2
"副業占い師"として活躍される18人へのインタビューを通して、占い師という職業と生き方そのものを見つめ直す一冊。どの方の体験を取っても本当に波乱万丈で、ある方は導かれるように、ある方は紆余曲折の末に…占いの道を歩むことを決める姿に心打たれるのは、誰もが真剣に生と向き合っていることが伝わってくる故だと思います。読後「私はどのように生きていきたいのか」と自分自身にも問い掛けていました。また合間に挟まれる筆者さんによるコラムの数々も、占いに興味を持つ人なら必読の内容。年末に素敵な読書体験が出来て大満足です。2019/12/30