内容説明
アジア太平洋戦争期、日本が「南方共栄圏」で展開した金融政策の核心とは何か。各地域における財政論と金融論の分析を通じて、経済的支配の実態を解明する、著者積年にわたる研究の集大成。
目次
序章 南方共栄圏の財政と金融研究の課題と方法
第1章 仏領インドシナ軍事展開に伴う財政金融措置
第2章 南方共栄圏の軍事財政
第3章 南方共栄圏金融体制の構築
第4章 南方共栄圏金融体制の拡大と解体
第5章 南方共栄圏為替決済体制
終章 南方共栄圏の財政と金融の解体と結語
著者等紹介
柴田善雅[シバタヨシマサ]
1949年、新潟市生れ。1995~2020年、大東文化大学国際関係学部教授。大東文化大学名誉教授、博士(学術)(早稲田大学)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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